帯広市の「慢性腰痛」専門整体院 ルーツケア

090-1387-0062

お喜びの声、頂きました!

金森寿恵子さま

患者様からお喜びの声(アンケート)を頂きました。ありがとうございます。

参考にして頂けたらと思います!

 

【患者様の声】

お名前:金森寿恵子さま

芽室町

女性

 

🔻来院する前、どんな不安や辛い症状で悩まされていましたか?

→腰から足にかけて痛み、しびれが酷くて5分と立っていられなかった。

 

🔻治療前と後を比べてどうですか?

→痛み、しびれが和らぎ1時間位歩けるようになりました。

 

🔻ここに来て良かったなぁと思う事は、どういう事ですか?

→ストレッチを教えてもらい、痛いのが和らいだのが良かったです。

 

🔻他の医療機関や治療院と比べてどうですか?

→注射や痛み止めの使わないところ

 

🔻院長の説明の仕方や人柄はどうですか?

→丁寧、親切に話を聞いて治療して頂きありがとうございました。

 

🔻痛みに悩まされている他の方へ、一言お願いします。

→続けて10回は治療してください。

今回は、『腰痛に関連する質問への返答』というテーマでお話させて頂きました。

今日の話を参考に日頃の腰痛改善にお役立て下さい!

 

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【自己紹介動画】はこちら↓↓

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【動画目次】

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00:00 オープニング&今日のテーマの説明

01:30 なぜ痛いのか?

10:38 温める?冷やす?

14:38 コルセットはつけたほうが良い?

18:11 早く治すためにはどうすればよいか?

23:47 何回通えば良くなるか?

26:22 今日のポイント&まとめ

 

 

本日もご覧いただきありがとうございます。

骨盤の歪み解消方法

インスタ更新しました!

内容は「骨盤の歪み解消方法」です。

 

記事はこちらをクリック↓↓

「骨盤の歪み解消方法」

 

本日は、骨盤の歪みの解消方法についてお伝えさせて頂きました。

骨盤の歪みを解消するには「仙腸関節を緩める」事が重要です。

仙腸関節の柔軟性が低下して、骨盤が歪み、腰痛や坐骨神経痛になってしまっている方がたくさんいます。

ストレッチ方法を試して頂き、骨盤の歪みを解消して頂けたらと思います。

 

患者様からお喜びの声(アンケート)を頂きました!

患者様からお喜びの声(アンケート)を頂きました。

ぜひ参考にして頂けたらと思います!

 

【患者様の声】

お名前:N・Mさま

音更町、60代、女性

 

🔻来院する前、どんな不安や辛い症状で悩まされていましたか?

→脚の痛みと痺れ。10分も歩かないうちに、脚が痛み出し、引きずって歩くような状態でした。病名もつかないため、理解されづらかった。

 

🔻治療前と後を比べてどうですか?

→引きずって歩くほど痛かった脚の痛みが、徐々に治まり、今はほぼ気にならなくなりました。しつこかった痺れも全く出なくなりました。

 

🔻ここに来て良かったなぁと思う事は、どういう事ですか?

→諦めかけていた普通に歩く事、普通に生活できる事が嬉しいです。

 

🔻他の医療機関や治療院と比べてどうですか?

→整形外科では薬とリハビリでした。私には効果がなかったようで、状態は悪くなりました。こちらでは、原因を教えて頂いての治療なので納得出来ました。

 

🔻院長の説明の仕方や人柄はどうですか?

→分かりやすく、丁寧に笑顔で話して下さるので安心できます。

 

🔻痛みに悩まされている他の方へ、一言お願いします。

→行ってみて下さい。痛みから解放されます!

 

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整体院ルーツケア

北海道帯広市西2条南18丁目6-1omoto1階

☎️→09013870062

✉️→osteopathy.rootscare@gmail.com

公式LINE→@688ymxvh

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腰痛や病気を治すための重要な考え方4選!

こんにちは。

院長の太田です。

 

今回は腰痛や病気を治すために重要な考え方についてお伝えさせて頂きます。

その重要な考え方とは、「オステオパシーの原則」になります。

 

オステオパシーは、解剖学、生理学を基本としたアメリカ発祥の医学体系です。

その中で重要な4つの原則が、腰痛や病気を治すために必要不可欠な考え方になります。

 

病気や腰痛、肩こりなど身体の不調でお悩みの方は参考になるお話ですので、ぜひ動画をご覧いただけたらと思います。

 

【本日の動画】

「病気を治す為に必要な4つの考え方【オステオパシーの4原則】」

最後までご覧いただきありがとうございます。

お喜びの声頂きました!

 

【患者様の声】

お名前:二村美加子さま

 

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🔻来院する前、どんな不安や辛い症状で悩まされていましたか?

→足底の痛みと左足前部分の痛み、歩くと左足前に激しい痛みがあり、歩くと苦痛でした。

 

🔻治療前と後を比べてどうですか?

→足かかとの痛みが軽減しました。左足前部分に多少痛みはありますが、かなり改善しました。

 

🔻ここに来て良かったなぁと思う事は、どういう事ですか?

→整形外科で注射、湿布をしても良くならず、ここに来てかなり良くなりました。

 

🔻他の医療機関や治療院と比べてどうですか?

→医療機関よりも調子は良好です。

 

🔻院長の説明の仕方や人柄はどうですか?

→親切、丁寧です。

 

🔻痛みに悩まされている他の方へ、一言お願いします。

病院に通院しても改善しないのならば、お試ししてみるといいと思います。

 

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二村様、アンケートにお答えいただき、ありがとうございます。

今後とも皆様のお悩みの改善に向けて精進してまいります。

当院へ来て、即、良い方向に改善される

院長の太田です。

 

本日は、当院に通って頂いた患者様のアンケートをご紹介させて頂きます。

こちらがアンケートの内容です。

 

腰痛がなくなり、以前の生活に戻れたとおっしゃって頂きました。

 

今後は痛みの出ないようメンテナンスで月に1回程度通って頂けるとのことです。

痛みのない身体を維持できよう関わらせて頂きます。

 

腰痛でお悩みの方はお気軽に相談頂けたらと思います。

 

 

患者様からお喜びの声、頂きました。

【患者様の声①】

お名前:阿部さとみ様

🔻来院する前、どんな不安や辛い症状で悩まされていましたか?
→12年前の初ギックリ腰以来、何度か起きるギックリ腰と慢性的な腰痛で、ちょっとの動作でまたギックリ腰になりそうな感じがあり、今回は約2ヶ月間毎日痛みと不安と抱えながら過ごしていました。

🔻治療前と後を比べてどうですか?
→ギックリ腰が治まっても、左側の腰の深層部にいつも痛みが有り、左の股関節が固いからだと思って諦めていました。5回目が終了したくらいでその痛みは消滅し、慢性的な痛みもありません。

🔻ここに来て良かったなぁと思う事は、どういう事ですか?
→決心するまで時間がかかりました(他と比べて料金が高いので)。でも、腹をくくって決心して本当に良かったです!痛みも不安もなく日常を送れることがウレシイです。

🔻他の医療機関や治療院と比べてどうですか?
→他の整骨院などは、痛くなってからかいたい時だけ行く感じでした。「だから繰り返すの?」と思ってました。「ルーツケア」は他と違い「治療のスタンス」が有り、改善と維持のための説明プリントでより理解が出来、本当にその通りだったので信用できました。

🔻院長の説明の仕方や人柄はどうですか?
→多くは語らず結果を出してくれる先生では?クセのないお人柄で(笑)、お話しやすいです。

🔻痛みに悩まされている他の方へ、一言お願いします。
→病院や保険適応の整骨院は安いけど根本的な改善にはならないのかも知れません。
料金の安さ=繰り返す痛み
少々お高め=繰り返さない痛み
あなたはどちらを選択しますか?「決心しましょう!(笑)お得な回数券もあり、助かりましたよ!」

以上がアンケートにお答え頂いた内容です。
私としましては、治療家冥利に尽きる内容で、大変嬉しく内容です。

まさにこれが、私のやりたい治療です。一人でも多く、阿部さんのように感じていただけるよう今後も精一杯治療に臨ませて頂きます。

阿部さん、アンケートにお答え頂き有難うございます。

手根管症候群の治し方、教えます!

今回は、『手根管症候群の治し方』というテーマで、ストレッチ方法を紹介させて頂きました。

このストレッチを毎日続け、気になる手の痺れや痛みの改善にお役立て下さい!

 

【本日の動画】

「【たったの1分】手根管症候群の治し方」

【動画目次】

00:00 オープニング&今日のテーマの説明

01:06 手根管症候群とは?

03:57 チャンネルの紹介

05:00 手根管症候群改善のポイント

06:43 屈筋支帯ストレッチ

08:48 注意点

08:58 今日のポイント&まとめ

09:19 次回予告&エンディング

 

ご覧いただきありがとうございます。

血糖値を劇的に下げる効率の良い7つの運動

今回は、『糖尿病改善のための10分体操』というテーマで、効率の良い7つの運動を紹介させて頂きました。

一緒にこの運動を続け、余分な脂肪を落とし、糖尿病改善にお役立て下さい!

 

【本日の動画】

「【一緒にやりましょう!】血糖値を劇的に下げる効率の良い7つの運動をお伝えします」

本日もご覧いただきありがとうございます。

【10選】長年苦しんだ腰痛や関節痛、生活習慣病を改善する食材をお伝えします

こんばんは。

院長の太田です。

今回は、『炎症を改善する食べ物10選』というテーマで、炎症の原因や修復の過程、それを改善する食べ物について紹介させて頂きました。

 

つらい腰痛や肩の痛み、膝の痛みや消化器の炎症疾患の改善にお役立て下さい!

 

【本日の動画】

「【10選】長年苦しんだ腰痛や関節痛、生活習慣病を改善する食材をお伝えします」

00:00 オープニング&今日のテーマの説明

00:39 炎症とは?

04:44 フリーラジカルと抗酸化物質について

08:56 チャンネルの紹介

09:43 炎症を改善する食べ物10選

13:19 今日のポイント&まとめ

13:46 炎症改善に悪い習慣3選

11:35 次回予告&エンディング

ご覧いただきありがとうございました。

【1日3分!】太ももの前側の痛みを取り除くセルフケア3選

院長の太田です。

今回は、『太ももの痛みを取り除く方法』というテーマで、3つのストレッチを紹介させて頂きました。

このストレッチを毎日続け、太ももの痛み改善にお役立て下さい!

 

【動画目次】

00:00 オープニング&今日のテーマの説明 00:32 ふとももが痛くなる原因

02:56 3つのポイント

04:48 チャンネルの紹介

05:55 ストレッチ前の動きのチェック

06:31 ストレッチ①横隔膜

10:11 ストレッチ②大腰筋

13:55 ストレッチ③大腿四頭筋

16:48 動きのチェック

17:24 今日のポイント&まとめ

18:30 次回予告&エンディング

 

【1日3分!】太ももの前側の痛みを取り除くセルフケア3選

ご覧いただきありがとうございます。

 

【完全解説】アキレス腱炎を自分で治す方法7選!腰痛改善にも最適!

こんばんは。

院長の太田です。

 

今回は、『アキレス腱炎の改善方法』というテーマで、ストレッチ方法を紹介させて頂きました。このストレッチを毎日続け、つらいアキレス腱炎の改善にお役立て下さい!

 

【本日の動画】

【完全解説】アキレス腱炎を自分で治す方法7選!腰痛改善にも最適!

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

骨盤のゆがみを本気で治す方法「仙腸関節」を自分で整える

こんにちは。

院長の太田です。

 

今回は、『世界一わかりやすい仙腸関節のストレッチ』というテーマで、ストレッチ方法を紹介させて頂きました。

このストレッチを毎日続け、腰痛や骨盤のゆがみ、坐骨神経痛などの解消にお役立て下さい!

 

【本日の動画】

「【99%が気付いていない】骨盤のゆがみを本気で治す方法「仙腸関節」を自分で整える」

 

00:00 オープニング&今日のテーマの説明

03:04 動きのチェック

03:37 チャンネルの紹介

05:08 仙腸関節の位置の確認

06:09 仙腸関節ストレッチ

09:46 お尻のストレッチ

11:42 動きのチェック

12:08 今日のポイント&まとめ

13:25 エンディング

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

【ここがポイント】前立腺と腰痛の関連 「排尿障害」「性機能障害」「腰痛疾患」対策

こんばんは。院長の太田です。

 

今回は、『前立腺と腰痛の関係性について』というテーマで、お話させて頂きました。

前立腺の問題や腰痛の改善にお役立て下さい!

 

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【動画目次】

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00:00 オープニング&今日のテーマの説明

00:46 身体の仕組み

02:20 チャンネルの紹介

02:44 前立腺と腰痛の関係(本題)

07:31 対策(おすすめ動画紹介)

08:16 今日のポイント&まとめ

08:35 次回予告&エンディング

 

【ここがポイント】前立腺と腰痛の関連 「排尿障害」「性機能障害」「腰痛疾患」対策

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

【2023年最新】座って簡単に出来る「前立腺肥大」の予防法をお伝えします

こんにちは。

院長の太田です。

 

今回は、『座ってできる前立腺肥大の予防法』というテーマで、ストレッチ方法を紹介させて頂きました。このストレッチを毎日続け、の改善にお役立て下さい!

 

前立腺肥大予防のカギは「骨盤底筋」と「膀胱」になります。

ぜひこのストレッチを毎日続けて、症状予防にお役立て頂けたらと思います。

 

【本日の動画】

『【2023年最新】座って簡単に出来る「前立腺肥大」の予防法をお伝えします』

 

【動画目次】

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00:00 オープニング&今日のテーマの説明

00:45 前立腺肥大の特徴

01:53 予防のポイント

04:52 チャンネル紹介

05:13 ストレッチ①骨盤底筋

11:09 ストレッチ②膀胱

15:45 今日のポイント&まとめ

16:44 エンディング

【ズボラな人おすすめ】効率重視の「糖尿病」撲滅のための3分体操

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「糖尿病を解消するために3分で行える効率的な運動」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、糖尿病を解消するために重要になる運動を3分で効率的に行える方法を知ることができるので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【糖尿病を解消するために重要なポイント】
糖尿病を解消する上で重要になってくると言われているのが、

『運動』

になります。

 

糖尿病解消のために様々な運動を取り組まれていると思いますが、今回は「たった3分でできて効率的に筋肉を働かせて運動効率が非常良い運動」をお伝えします!

今回お伝えする運動を毎日続けることによって、糖尿病解消の一助になると思うので、一緒に運動を行っていきましょう!

 

【効率的な運動を行うための重要ポイント】
運動を効率的に行うために重要な考え方は、

『筋肉の大きさ』

になります。

 

『大きな筋肉』を使うことによってエネルギー消費量を大きくし、それにより運動効率を高めていきます。

 

【大きな筋肉4つ】
運動効率の良い大きな筋肉は、

No.1 大腿四頭筋(腿の前につく筋肉)
No.2 大殿筋(お尻につく筋肉)
No.3 三角筋(方の横につく筋肉)
No.4 ハムストリングス(腿の後ろにつく筋肉)

の4つになります。

 

これらの大きな筋肉を大胆に使うことによって、エネルギー消費を大きくしていくことで、運動効率の良い運動となりますので、今回お伝えする運動をぜひ毎日3分続けてみてください!

 

【①スクワット】
やり方
①足を肩幅に開いて立ちます。
②その位置でゆっくりと腰を落としていきます。(腰を落とす時は、後ろにある椅子に座るようなイメージで腰を落としていきます。)
③ある程度まで腰を落としたら、ゆっくり立ち姿勢に戻ります。
④②と③を繰り返し30秒間行います。

両手の位置は、頭の後ろや腰、胸の前など自分にあった場所に置いて行いましょう。

!注意点!
背中を丸めすぎた状態で行ったり、真下に腰を落とすなどしないように注意してください。背筋はは伸ばした状態で、後ろにある椅子に腰掛けるように腰を落としていきましょう!

次の運動に入る前に少し『休憩』をします。

 

【②大殿筋の運動】
やり方
①ベッドor床にうつ伏せで寝ます。
②右(左)の膝を90度に曲げます。
③膝を曲げたまま足を行けるところまで上に持ち上げます。
④上げた足をゆっくり下ろします。
⑤③と④を繰り返し10回ほど行います。

※片側ずつ運動を行い、左右両側行いましょう!

次の運動に入る前に少し『休憩』をします。

 

【③三角筋の運動】
やり方
①立つor椅子に座ります。
②両肘を軽く曲げたまま脇を開いて腕を行けるところまで上に持ち上げます。
③上げた腕をゆっくり戻します。
④②と③を繰り返し30秒間行います。

!ポイント!
首の力はなるべく抜いて、腕をできるだけ持ち上げましょう。肩に痛みのある方は無理をしないでください。

次の運動に入る前に少し『休憩』をします。

 

【④ハムストリングスの運動】
やり方
① ベッドor床にうつ伏せで寝ます。
②右(左)の膝を伸ばしたまま行けるところまで上に持ち上げます。
③ 上げた足をゆっくり下ろします。
④②と③を繰り返し10回ほど行います。

※片側ずつ運動を行い、左右両側行いましょう!

 

【今日の運動のまとめ】
今回お伝えした運動は、たった2〜3分で行えます。休憩を入れても3〜4分程度で行えるものになっているので、今回の運動内容を是非覚えていただいて、毎日続けてみてください。

運動後は、身体がポカポカするような感覚になると思います。もし、今回の運動を行っても身体に余裕がある方は、3〜5セットとセット回数を増やして行っていただけるとより効果的な運動になります!

身体に痛みのある方はなるべく無理をなさらず、痛みのない範囲で行いましょう!

 

【最後に】
今回は、糖尿病を解消するために3分で行える効率的な運動についてお伝えしました。本日お伝えした運動を毎日続けていただいて糖尿病の解消にお役立てください!

 

【本日の動画】

「【ズボラな人おすすめ】効率重視の「糖尿病」撲滅のための3分体操」

最後までご覧いただきありがとうございます。

勃起不全の解消方法!

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「勃起不全を自分で解消するための方法」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、勃起不全が起こる原因やその解消法を知ることができるので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【勃起とは】
「勃起」は性的興奮が高まった時に起こります。性的興奮により「勃起」に関係する神経から特殊な物質が放出され、陰茎の「海綿体」というもころに信号が送られます。これにより、陰茎海綿体に動脈血が多く流れ込み、血流が充満することによって「勃起」が起こります。
「勃起」が完成すると陰茎内に充満した血流が、陰茎の外に流れ出さないようなシステムが働き、所謂良好な勃起が維持されます。

 

【勃起不全の原因】
勃起不全は様々な原因で起こります。
主な原因としては、

・加齢
・糖尿病
・肥満
・運動不足
・心臓血管疾患
・高血圧
・テストステロンの低下
・慢性腎臓病
・神経疾患
・心理的、精神的要素
・睡眠時無呼吸症候群
・薬の副作用

などが挙げられます。

 

このように、勃起不全は単に歳のせいだけではなくて「メタボリックシンドローム」のような生活習慣病も原因になりうるのです。

そのため、普段から「運動をする」「食事に気をつける」「睡眠をしっかり取る」など、生活習慣をしっかり見直すことも重要になってきます。

 

【重要ポイント】
勃起不全を自分で解消するために重要になってくるポイントは、勃起を促す神経の骨盤内臓神経である

『陰部神経』

にあります。

 

『陰部神経』が正常に働かないことにより、十分な信号が送られず血流がうまく働かないことにより、陰茎の海綿体に血液供給が行われなくなると勃起不全が起こってきます。

骨盤内臓神経である『陰部神経』がしっかりと働くために重要になるのが、

『仙骨』

になります。

 

『仙骨』の状態が良くないと『陰部神経』が十分に働かなくなります。

上記を踏まえると、今回一番重要になってくるのは『仙骨』の働きになるので、今回のストレッチでは『仙骨』の状態を整えて、神経の働きを回復させるストレッチ3つをお伝えします!

 

【ストレッチを行う部位】
今回ストレッチを行う部位は、

①梨状筋
②仙腸関節
③恥骨結合

になります。
この3つの部位をしっかりストレッチすることによって、勃起不全の解消に繋がる可能性がありますので、ぜひ一緒に行ってみてください!

 

【①梨状筋のストレッチ】
梨状筋はお尻にあり、仙骨から大腿骨にかけて着いている筋肉になります。

やり方
①両膝を立てて仰向けで寝ます。
②右(左)の足を左(右)の足の上に乗せます。
③左(右)の太ももを両手で抱えます。
④左(右)の太ももをお腹に近づけるように股関節を曲げていきます。
⑤そのまま30秒間ストレッチをします。

※左右両側行いましょう!

!ポイント!
ゆっくりと深呼吸をしながら、できるだけリラックスした状態でストレッチを行います。深呼吸をしながら息を吐く時に、抱えている太ももをお腹に近づけるように手前に引き寄せましょう!

【②仙腸関節】
仙腸関節は、骨盤にある腸骨と仙骨を繋ぐ関節になります。

☆仙腸関節を触るポイント☆
腰の少し下に左右にある骨の出っ張りの少し内側に手を当てるとそこが仙腸関節になります!

やり方
①左右の仙腸関節に両手の指を当てて仰向けで寝ます。
②仙腸関節に当てた指を少し上に持ち上げ、少し外側に開きます。
③その状態でゆっくり30秒間深呼吸を行います。

※肩が痛くて姿勢が取れない方
→腰の下に左右にある出っ張りの少し内側に両手で作った『拳』を当てて、上記と同じやり方で行ってみてください!

!ポイント!
可能であれば2〜3セット続けて行うと効果的です!

 

【③恥骨結合のストレッチ】
恥骨結合は、臍から下に下がったところにある「恥骨」という骨の左右に存在します。

<step1>
やり方
①椅子に座ります。
②臍から下に下がったところにある「恥骨」の上部に両手の指先を当てます。
③その位置を縦や横に動かして30秒間マッサージします。

!ポイント!
やり方②で「恥骨」を触れない方は、少し背中を丸めた状態で行うと触りやすくなります!

<step2>
直接恥骨を自分で触って恥骨結合を緩めていきます。

☆恥骨の触るポイント☆
臍から下に下がって行ったところにある「恥骨」を、小指以外の4本指で上下から挟む(摘む)ようにして触ります。

やり方
①両膝を立てて仰向けで寝ます。
②臍から下に下がったところにある「恥骨」を両手の指で摘むように把持します。
③恥骨を摘んだまま臍の方に向かって少し上へと引っ張り上げます。
④その状態で30秒間深呼吸を行います。

 

【今日のストレッチのまとめ】
「勃起」は『副交感神経』が働いている時に起こります。つまり、リラックスした状態であればあるほど「勃起」は起こりやすくなります。そのため、ストレッチを行う時もできるだけ、リラックスした状態で行うようにしましょう!

ストレッチ中に痛みが出てしまうと基本的に「交感神経」が働きやすくなってしまうので、『副交感神経』を働かせるために痛みのない範囲でリラックスした状態を意識しながらストレッチを行ってみてください。

 

【最後に】
今回は、勃起不全を自分で解消するための方法についてお伝えしました。今回お伝えしたストレッチを行うことで、骨盤内の血流、さらに身体全体の血流が改善し身体が暖かくなる感じが実感できると思います。1日5分でもいいので毎日続けていただいて勃起不全の解消にお役立てください!

 

【本日の動画】

「【99%が知らない】ビンビンになる秘密」

最後までご覧いただきありがとうございます。

【これで完璧!】頭痛 を解消する為のストレッチ6選【緊張型頭痛】【偏頭痛】

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「辛い頭痛を自分で解消するためのストレッチ6選」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、長年苦しんだ頭痛を解消することができるかもしれないので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【今回のストレッチにで効果のある頭痛の種類】
頭痛の原因には様々なものがありますが、
今回は

「緊張型の頭痛」

を自分で解消するための方法をお伝えします!

 

【緊張型頭痛とは】
後頭部から首筋にかけて重苦しい感じや頭をベルトで締め付けられているような圧迫感が起こるのが、

「緊張型頭痛」

です。

 

時々起こるものやほぼ毎日起こるものがあり、偏頭痛のようにズキズキする痛みや寝込むような強い頭痛があるのではなく、動いても痛みは強くならずに光や音などによって吐き気が出ることもありません。

 

緊張型頭痛は、頭や首の筋肉の緊張から起こることが多いとされています。長時間同じ体勢を取っていたり、スマートフォンの使用などで無理な姿勢を長く取っていることによって、首や頭の筋肉が過剰に緊張してしまって頭痛が起こります。

 

結果的には、その緊張によって血流がうまく回らなくなり、血管などにも老廃物が溜まってしまいそこで炎症が起こります。痛み物質であふる「プロスタグランジン」などが生成されてしまうことで頭痛が起こります。

 

【緊張型頭痛が起こるきっかけ】
緊張型頭痛が起こるきっかけの大半は、身体的、精神的なストレスが要因になってきます。

 

例えば、長時間同じ姿勢を取るといった『身体的なストレス』、環境の変化などによって起こる『精神的なストレス』によって神経や筋肉が過度に緊張してしまうことにより、筋肉に疲労物質が溜まってしまったり脳内の痛みの調整がうまく働かなくなったりして頭痛が起こってきます。

 

【緊張型頭痛の特徴】
緊張型頭痛の特徴としては、

・後頭部を中心に両側がじんわりと痛む
・偏頭痛のように寝込む程のズキズキする痛みではない
・重苦しい感じや頭をベルトで締め付けられているような頭痛が起こる
・首や肩凝りを伴うことも多い
・通常は吐き気を感じることはない
・動いても痛みは悪化しない

などがあります。

 

【緊張型頭痛の解消法】
緊張型頭痛を解消するためには、

「頭や首の筋肉を緩めて血流を良くする」

ことによって問題を解決していくことが重要になってきます。

そこで今回は、頭や首の具体的な筋肉を説明してその部位のストレッチを一緒に行いましょう!

 

【6つの筋肉】
頭痛を解消するために重要や筋肉は、

①眉毛下制筋
②鼻根筋
③後頭前筋膜
④側頭筋
⑤僧帽筋
⑥頭板状筋

の6つになります。

 

この6つの筋肉をしっかりと緩めていく方法をお伝えしていきます!

 

【①眉毛下制筋のストレッチ】
眉毛下制筋は、目の上にある出っ張った骨の内側(眉間の斜め下)に左右に存在する筋肉になります。

やり方
①眉間の斜め下あたりに親指を左右それぞれ当てます。
②その位置を親指でグッと指圧します。
③30秒間保持します。

!注意点!
眉毛下制筋は非常に小さな筋肉なので、痛みのないは程度の軽い圧をかけてそのまま保持します。

 

【②鼻根筋のストレッチ】
鼻根筋は、眉毛下制筋の内側(鼻の付け根付近)にあり左右に存在する筋肉になります。

やり方
①鼻の付け根に人差し指を左右それぞれ当てます。
②その位置を人差し指でグッと指圧します。
③30秒間保持します。

!注意点!
痛気持ちいい範囲で圧をかけましょう。指圧する指は、親指でも人差し指でも中指でも、ご自身のやりやすい指で行いましょう!

 

【③後頭前筋膜のストレッチ】
後頭前筋膜は、眉の上あたりから後頭骨まで繋がる筋膜になります。今回は後頭前筋膜の前側を緩めていきます!

やり方①
①目周囲の骨上部(眉毛のややした辺り)に左右4本ずつ指を当てます。
②その位置で軽く圧をかけながら上下左右にマッサージします。
③30秒間行います。

!ポイント!
縦や横に動かすのを繰り返し行いましょう!後頭前筋膜は非常に薄い筋膜なので骨にくっついている箇所を剥がすようなイメージでマッサージしましょう。

 

やり方②
①目周囲の骨上部(眉毛のややした辺り)に左右4本ずつ指を当てます。
②その位置でグッと指圧します。
③30秒間保持します。

 

【④側頭筋のストレッチ】
側頭筋は、頭の両側面に存在する筋肉になります。

やり方
①耳より2〜3cm程上に左右4本ずつ指を当てます。
② その位置でグッと指圧します。
③ 30秒間保持します。

!注意点!
あまり強く圧をかけ過ぎてしまうと痛みを伴ってしまうので、痛気持ちいい程度に圧をかけましょう。

 

【⑤僧帽筋のストレッチ】
僧帽筋は、首の付け根から肋骨の下の位置に付着する背中側にある大きな筋肉になります。

やり方①
①後頭部の出っ張っている骨の下辺りに左右の親指を当てます。
②その位置で軽く圧をかけながら上下左右にマッサージします。
③30秒間行います。

!ポイント!
縦や横に動かすのを繰り返し行いましょう!筋肉と骨がくっつくところを意識してそこをほぐすようにマッサージしましょう。

 

やり方②
① 後頭部の出っ張っている骨の下辺りに左右の親指を当てます。
②その位置でグッと指圧します。
③30秒間保持します。

 

【⑥頭板状筋のストレッチ】
頭板状筋は、左右の首の付け根外側から肩甲骨の高さの脊柱に向かって着く筋肉になります。

やり方
①⑤僧帽筋の時よりもやや外側に親指を当てます。
② その位置でグッと指圧します。
③ 30秒間保持します。

!注意点!
あまり強く圧をかけ過ぎてしまうと痛みを伴ってしまうので、痛気持ちいい程度に圧をかけましょう。肩や頭の力は抜いてリラックスした状態で行いましょう。

 

【最後に】
今回は、辛い頭痛を自分で解消するためのストレッチ6選についてお伝えしました。今回のストレッチを行うことで辛い頭痛を解消することができるので、1日5分毎日続けてみてください!入浴中や入浴後にストレッチするとさらに効果的です!ぜひお試しください!

 

【本日の動画】

「【これで完璧!】頭痛 を解消する為のストレッチ6選【緊張型頭痛】【偏頭痛】」

最後までご覧いただきありがとうございます。

【顎関節症】顎の痛み解消ストレッチ〜上級編〜【顎の痛み】【頭痛解消】

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「顎関節症を自分で治す方法〜上級編〜」についてお話させて頂きます。

この投稿を見てストレッチを実践して頂けたら、あなたの顎関節症が改善するかもしれないので気になる方は是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【顎関節症の原因】
顎関節症が起こってしまう要因として、

・解剖学的問題
・噛み合わせなどの問題
・怪我などによる外傷の問題
・精神的問題
・日頃の行動的問題

など様々な問題が考えられます。

 

「夜間の歯の食いしばり」や「日頃の生活で精神的ストレスを抱えている」方も顎関節症になりやすいと言われています。

 

【顎関節症の方の共通点】
顎関節症になっている方に共通するのは、

『顎関節の異常な音』
『顎関節の痛み』

の症状が出ている場合がほとんどです。

 

今回のストレッチを行うことで、「顎関節の位置の調整」や「顎関節にかかる圧」などを抑えることができます。

 

【本日のポイント】
本日お伝えしたいポイントは、

『外側翼突筋』と『側頭骨』になります。

 

前回の投稿でお伝えした、『側頭筋』と『咬筋』も咀嚼に関わる筋肉なので非常に重要ですが、今回お伝えする『外側翼突筋』と『側頭骨』の動きを調整することによって、さらに効果的になるので、ぜひ前回の投稿の「顎関節症を自分で治す方法〜初級編〜」も合わせてごらんください

 

【外側翼突筋の位置】
外側翼突筋は、側頭筋と咬筋のさらに奥にある小さな筋肉になります。

外側翼突筋も「咀嚼」を行う時に使われる筋肉になります。

外側翼突筋が固まっていると顎の骨が前方に移動しやすくなります。前方に移動してしまうことによって、関節の位置がずれてしまい、顎関節症が引き起こされているケースもありますので、しっかりと外側翼突筋を緩めていきましょう!

 

外側翼突筋の位置を確認する上でポイントになるのが、

『側頭骨』

になります。

 

『側頭骨』の横に出ている骨の部分より奥に、外側翼突筋は存在するので、ストレッチの際は側頭骨の横に出っ張っている骨を意識しながら緩めていきましょう。

 

【外側翼突筋のストレッチ①】
やり方
①耳の延長線上にある頬の出っ張っている骨の下から奥に向かって1〜2本の指を当てます。
②当てた指を奥まで差し込み圧をかけます。
③ゆっくり30秒圧をかけます。

!注意点!
ストレッチの際は、顎関節に痛みを出さないように行いましょう。痛みが出ると余計に顎関節に負担がかかるので、必ず痛みの出ない範囲で行う。

 

【側頭筋のストレッチ②】
やり方
①耳の延長線上にある頬の出っ張っている骨の下から奥に向かって1〜2本の指を当てます。
②当てた指を奥まで差し込み圧をかけます。
③圧をかけながら顎を軽く前後に動かします。

!注意点!
痛みのない範囲でストレッチを行いましょう。

 

【鱗状縫合(側頭骨)のストレッチ】
やり方
①頭の上の方から下(耳の方)に向かって指を下ろしていき、少し窪んだところ(鱗状縫合)に指を当てます(左右両側一緒に行う)。
②当てた指で1分間圧をかけます。

!ポイント!
鱗状縫合は頭頂骨と側頭骨の間にある縫合になりますので、その位置をしっかり意識しながら行いましょう。痛みのない範囲で圧をかけます。

 

【最後に】
今回は、顎関節症を自分で治す方法〜上級編〜についてお伝えしました。前回の投稿では「初級編」のストレッチをお伝えしておりますので、そちらと合わせて是非今回のストレッチもお試しください。

 

【本日の動画】

「【顎関節症】顎の痛み解消ストレッチ〜上級編〜【顎の痛み】【頭痛解消】」

最後までご覧いただきありがとうございます。

【簡単3分!】顎関節症を自分で治す方法〜初級編〜

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「顎関節症を自分で治す方法〜初級編〜」についてお話させて頂きます。

この投稿を見てストレッチを実践して頂けたら、あなたの顎関節症が改善するかもしれないので気になる方は是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【顎関節症とは】
「顎関節や咀嚼筋の痛み」「顎関節の雑音」「開口障害」「顎運動異常」を主要症状とする障害の包括的診断名であり、これらのうち少なくとも1つ以上を有することが顎関節症と診断する基準とされています。
したがって、「噛み合わせの違和感」「耳の症状」「首や肩の凝り」「画像診断による異常」だけでは顎関節症とは診断されません。

 

【顎関節症の原因】
・解剖学的要因
・噛み合わせなどの縫合要因
・外傷要因
・精神的要因
・行動的要因

など様々な因子が関連していると言われています。

近年では日中や夜間の歯の食いしばりなどによる「行動要因」が特に注目されています。

精神的なストレスも筋肉の緊張を引き起こし、咀嚼筋や顎関節の負担を増加させる可能性があります。日常的なストレスをなるべく溜め込むことなく、顎に良くない習慣や癖を自覚して、それらをなるべく行わないようにすることも症状を改善させる上で重要となってきます。

 

【顎関節症の症状の発症割合】
<顎関節の雑音を自覚する人の割合>
・20代の女性の約30%
・30代前半の男性の約30%

 

<顎関節の痛みを自覚する人の割合>
・10代後半の男性の約10人に1人
・20代後半の女性の約10人に1人

 

【なぜ顎関節症が起こるのか?】
顎関節症を引き起こす原因の多くは、

『側頭筋』と『咬筋』の過緊張

にあります。

この2つの筋肉をしっかり緩めることによって、顎関節症が改善されるケースも少なくありません。

顎関節は、『側頭筋』と『咬筋』が主に働くことによって顎が動いてきます。その時に『側頭筋』と『咬筋』の筋肉の緊張が高まっていると、顎関節の負担が増加してしまいます。そのため、この2つの筋肉をしっかり緩めていく必要があります。

 

今回は、『側頭筋』と『咬筋』のストレッチを詳しくお伝えしていきます!

 

【顎関節の動きcheck!】
ストレッチの効果を判定するために、顎関節の動きをcheckしていきます。

①顎を大きく動かした時の痛みの程度
②顎を左右に動かした時の痛みの程度

どのような痛みが出るかをcheckして、ストレッチ後と比較してみましょう!

 

【側頭筋のストレッチ①】
側頭筋は「側頭骨のやや上部〜顎の骨の付け根の内側」に付着します。

右側に痛みがある方は「右の側頭筋」、左側に痛みがある方は「左の側頭筋」、両側に痛みがある方は「両側の側頭筋」を緩めていきましょう!

やり方
①痛い方の側頭筋(頭の横)に手を当てます(両側痛い方は両方同時に行ってもOK)。
②当てた手を縦や横に動かします。
③ゆっくり30秒マッサージします。

!ポイント!
いた気持ちいい範囲で、頭の横を全体的に満遍なくマッサージをしていきましょう。

 

【側頭筋のストレッチ②】
やり方
① 痛い方の側頭筋(頭の横)に手を当てます(両側痛い方は両方同時に行ってもOK)。
②手を当てたまま顎を上下にゆっくり動かします。
③3ゆっくり30秒程度行います。

!ポイント!
痛みのある方は、痛みの出る手前で動きを抑えて下さい。痛みが出てしまうと余計に筋肉の緊張が高まったり炎症が強まってしまう可能性があるので、痛みのない範囲で顎を動かしてストレッチしましょう!

 

【咬筋のストレッチ①】
咬筋は「顎の骨〜側頭骨」に付着する筋肉です。咬筋は分厚くて力を強く発揮する筋肉になります。

やり方
①痛い方の咬筋筋(頬の延長線上にある出っ張った骨のやや下)に手を当てます(両側痛い方は両方同時に行ってもOK)。
②当てた手を縦や横に動かします。
③ゆっくり30秒マッサージします。

 

場所を少しずつずらしながらマッサージしていきましょ!

 

!ポイント!
たまに、『筋硬結』という硬くて痛いところがあるかもしれません。そういったところがあったら、『筋硬結』の部分を重点的に痛みのない範囲でマッサージしていきましょう。

 

【咬筋のストレッチ②】
やり方
①痛い方の咬筋筋(頬の延長線上にある出っ張った骨のやや下)に手を当てます(両側痛い方は両方同時に行ってもOK)。
② 当てた手を少しぐっと奥に差し込みます。
③そのまま顎を上下にゆっくり動かします。
④ゆっくり30秒程度行います。

!注意点!
顎関節に痛みを感じてしまう可能性があります。その場合は、顎の上げ下げの動作を小さくしたり、手の圧を弱くしたりして調整して行いましょう。
また、片方だけで行うと痛みが出る方は両方同時にやっていただくと痛みが軽減するかもしれませんので、必ず調整しながら痛みのない範囲で行いましょう!

 

【顎関節の動き再check!】
ストレッチ前に行った動きを再度行ってみて動きを比較してみましょう!

①顎を大きく動かした時の痛みの程度
②顎を左右に動かした時の痛みの程度

 

もし痛みが楽になっているのであれば、今回のストレッチは有効です!今回お伝えしたストレッチを1日複数回に分けて行ってみてください!

 

<もし痛みが強くなってしまった方>
ストレッチによって顎関節に過負荷がかかってしまっている可能性があるので、その場合は動かす幅を小さくしたり筋肉に当てる圧を弱くしたり調整してストレッチを行ってみてください!

 

【最後に】
今回は、顎関節症を自分で治す方法〜初級編〜についてお伝えしました。今回は初級編をお伝えしましたが、ストレッチの効果が薄い…というわけではありません!!よりやりやすく、簡単で、かつ効果が出やすい内容で初級編をお伝えしました。本日お伝えしたストレッチは効果が出やすい内容になっていますので是非本日のストレッチをお試しください。

 

【本日の動画】

「【簡単3分!】顎関節症を自分で治す方法〜初級編〜」

最後までご覧いただきありがとうございます。

【超簡単!】尿もれ、夜間頻尿を改善する方法

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「尿漏れを自分で解消するための方法」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、尿漏れや夜間頻尿で悩まれている方は症状の改善に繋がると思いますので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【尿漏れや夜間頻尿の原因】
尿漏れや夜間頻尿のよくある原因は、

『膀胱の硬さ』

になります。

 

膀胱が固まってしまうことにより尿漏れや夜間頻尿に繋がってくるケースが非常に多くあります。

尿漏れや夜間頻尿に悩まれているにも関わらず、今まで膀胱のストレッチをやってこなかった方は是非本日お伝えするストレッチをやってみてください!

尿漏れについての詳しい解説やストレッチをお伝えしている投稿が過去の投稿になるので、気になる方は合わせてcheckしてみてください!

 

【膀胱の位置】
『膀胱』は、骨盤の中にある臓器になります。

そのため、お腹を直接真後ろに押しても『膀胱』まで手は届かないので、『恥骨』という骨をしっかり触ってそこから奥に手を入れて、『膀胱』を触るイメージでストレッチしていく必要があります。

 

【膀胱のストレッチを行う際のポイント】
もし、自宅にリクライニングベッドなどがある方はそれを利用して少し上半身を起こした状態で行いましょう。

リクライニングベッドがない方は、背中にタオルなどを入れて少し上半身を起こした状態で行ってもOKです。

何も使わずに仰向けの状態で行ってもOKです。

上記の自分に合ったやり方で行いましょう!

 

【膀胱のストレッチ①】
やり方
①両膝を立てて仰向けに寝ます。
②両手を重ねてその手をお腹に当てます。
③手で恥骨を触り恥骨の真下から背中側に向かって手を差し込みます。
④差し込んだ状態で手を上下に動かします。
⑤ゆっくり30秒〜1分程度マッサージします。

!ポイント!
お腹に力が入ってしまうと、手が奥まで差し込めず膀胱を緩めることができないため、腹筋の力は抜いて行いましょう。
膀胱を直接ストレッチしているので、ストレッチ中に尿意を催す場合があります。その際は我慢せずトイレに行きましょう。

 

【膀胱のストレッチ②】
やり方
①両膝を立てて仰向けに寝ます。
②両手を重ねてその手をお腹に当てます。
③手で恥骨を触り恥骨の真下から背中側に向かって手を差し込みます。
④差し込んだ状態で手を左右に動かします。
⑤ゆっくり30秒〜1分程度マッサージします。

!ポイント!
膀胱の位置をしっかりイメージしながら行いましょう!
膀胱のストレッチ①と同様にお腹の力を抜いて行いましょう。

 

【膀胱のストレッチ③】
☆膀胱のストレッチ①と②2〜3回繰り返し行います。

 

【膀胱のストレッチ④】
やり方
①両膝を立てて仰向けに寝ます。
②両手を重ねてその手をお腹に当てます。
③手で恥骨を触り恥骨の真下から背中側に向かって手を差し込みます。
④手を差し込んだ状態のまま少しお尻を上に持ち上げます。
⑤お尻を持ち上げたまま深呼吸をします。
⑤ゆっくり5〜10回繰り返します。

!ポイント!
このストレッチの際もお腹に力を入れないように注意して行いましょう!
息を吐いた時に指をしっかりと奥まで差し込み、息を吸う時にはお腹が膨らむのでそれに負けないように奥に差し込んだままキープします。

 

【最後に】
今回は、尿漏れを自分で解消するための方法についてお伝えしました。今回のストレッチは全部で5分ほどで終わるストレッチになっています。毎日5分続けていただき、膀胱の硬さを取って尿漏れや夜間頻尿の解消に繋がるので、是非本日のストレッチお試しください。

 

【本日の動画】

「【超簡単!】尿もれ、夜間頻尿を改善する方法」

最後までご覧いただきありがとうございます。

【ポイントは頭蓋骨!】起立性調節障害を解消する為のストレッチ方法!

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「起立性調節障害を自分で解消するためのストレッチ方法」についてお話させて頂きます。

 

この投稿を見て頂けたら、起立性調節障害の原因となる自律神経のバランスを整えることができるストレッチ方法を方法をお伝えしますので、起立性調節障害でお悩みの方は是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【起立性調節障害の概要】
規律性調節障害の細かな概要については前回の投稿に載っていますので、気になる方はご覧下さい!

 

【起立性調節障害を解消するためには】
起立性調節障害を解消するために重要になってくるのは、『頭蓋骨の動き』になります。

 

起立性調節障害で悩まれている方の多くは、『頭の動きが悪く』なっている方が非常に多いです。その結果、脳の周りを循環している『脳脊髄液』の循環が悪くなってしまって、その影響で自律神経のバランスを崩されている方が非常に多くいらっしゃいます。

 

そのため、『脳脊髄液』の循環を解消するための頭のストレッチをお伝えしていきます!

 

【頭の動きを良くする4つの方法】
頭の動きを解消する上で重要なのが、

①冠状縫合
②矢状縫合
③鱗状縫合
④ラムダ縫合

の4つになります。

 

【4つの縫合の位置】
4つの縫合のそれぞれの位置を確認していきましょう!

①冠状縫合
→前頭骨と頭頂骨の間を横に通る縫合。

 

②矢状縫合
→左右の頭頂骨の間を縦に通る縫合

 

③鱗状縫合
→頭頂骨と側頭骨の間を横に通る縫合

 

④ラムダ縫合
→左右の頭頂骨と後頭骨の間を横に通る縫合

 

縫合は骨の関節に似ていますが、関節とは少し構造が変わってきます。

 

<関節>
骨同士が横や縦に並んでいたり、骨の窪みにはまっているような構造。

 

<縫合>
ギザギザになっている骨と骨の間が合わさるような構造。

縫合の位置と構造をイメージしながらストレッチしていきましょう!

 

【ストレッチ①冠状縫合】
やり方
①前頭骨と頭頂骨の間(おでこから頭の上に手を移動していって凹む場所)に両手の親指以外の4本を当てます。
②当てた指を軽く上下に動かします。
③冠状縫合はこめかみの部分まで繋がるので、こめかみの方まで満遍なくマッサージします。
④30秒〜1分程度マッサージします。

!ポイント!
皮膚を動かすようにマッサージしましょう。細かく指を動かしていきます。

冠状縫合が固まってしまうと、前頭骨、頭頂骨、側頭骨の動きに影響します。うまく動いていないようなところがあると『脳脊髄液』の循環にも影響するので、しっかりとマッサージしていきましょう。

 

【ストレッチ②矢状縫合】
やり方
①左右の頭頂骨の間(左右の頭の上から真ん中へと手を移動していって凹む場所)に両手の親指以外の4本を当てます。
②当てた指を軽く上下に動かします。
③矢状縫合は後頭部まで繋がっているので少しずつ指の位置をずらして後ろの方まで満遍なくマッサージします。
④30秒〜1分程度マッサージします。

!ポイント!
骨をしっかり触って軽く左右に軽く動かしマッサージしましょう。痛みが出だ場合は、無理せず柔らかく行いましょう。

テレビを見ながらやお風呂に入りながらマッサージしてもOKです!

 

【ストレッチ③鱗状縫合】
やり方
①頭頂骨と側頭骨の間(左右のこめかみより少し斜め上後方にある凹む場所)に両手の親指以外の4本で頭を挟むように当てます。
②当てた指を軽く上下に動かします。
③鱗状縫合はこめかみから耳の後ろあたりで繋がるので指の位置をずらしながら満遍なくマッサージします。
④30秒〜1分程度マッサージします。

※左右同時に行いましょう!

!ポイント!
皮膚を動かすようにマッサージしましょう。細かく指を動かしていきます。

側頭骨には側頭筋が存在します。側頭筋は「咀嚼」をする時に使う筋肉でもあります。その影響により、顎関節症の原因にもなる筋肉なので顎の痛みがある方も是非このマッサージを行ってみて下さい!

 

【ストレッチ④ラムダ縫合】
やり方
①頭頂骨と後頭骨の間(頭の後ろの出っ張っているところの少し上)に両手の親指以外の4本を当てます。
②当てた指を軽く上下に動かします。
③ラムダ縫合は斜め下に向かう縫合のため斜め下(左右の耳)に向かって満遍なくマッサージします。
④30秒〜1分程度マッサージします。

!ポイント!
皮膚を動かすようにマッサージしましょう。細かく指を動かしていきます。

 

【最後に】
今回は、起立性調節障害を自分で解消するためのストレッチ方法についてお伝えしました。今回お伝えしたストレッチは、起立性調節障害だけではなく、更年期障害、自律神経失調症、顎関節に悩まれている方にも有効なストレッチになりますので、これらの症状でお悩みの方は是非お試し下さい!

 

【本日の動画】

「【ポイントは頭蓋骨!】起立性調節障害を解消する為のストレッチ方法!」

最後までご覧いただきありがとうございます。

10人に一人が悩まされる起立性調節障害とは?

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「起立性調節障害について」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、なかなか朝起きられなくて困っていたり、夜中目が覚めてしまったり、夜なかなか寝付けないなどの症状でお悩みの方は起立性調節障害の可能性があるので心当たりのある方は是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【起立性調節障害とは】
『起立性調節障害』は、主に小児科の領域で診療する疾患です。

『自律神経』がうまく働かないことによって起こる身体の不調が、主に小学校高学年〜高校生にかけて好発します。思春期の子供が朝起きられなかったり、学校に行けないなどのよくある症状は、『起立性調整障害』が原因となっているかも知れません。

 

【起立性調節障害の原因】
主な原因は、『自律神経の乱れ』になります。

 

『自律神経』は、身体を活動的にする「交感神経」と身体をリラックスさせる「副交感神経」によって構成されています。「交感神経」と「副交感神経」のバランスが崩れることによって、自律神経の乱れが起こってきます。

 

自律神経の乱れが「ストレス」によって起こっている場合、それによって起こる身体の不調を、『自律神経失調症』と言いますが、『自律神経失調症』と『起立性調節障害』との関係は大きいと言われております。

『自律神経失調症』の原因となる、「精神的ストレス」などは『起立性調整障害』の原因の一つとしても考えられます。

 

『起立性調整障害』は他にも、

・遺伝的な要素
・思春期による体内のホルモンバランス

も契機となります。

 

【起立性調節障害になる対象】
『起立性調節障害』は、小児科の領域のみで用いられる病名であると説明した通り発症しやすいのは、

「身体が大きく変化する思春期」となっており、

「小学生の約5%」

「中学生の約10%」

が発症しているとされています。

 

高校生でも発症している場合は少なからずあるものの、その多くは中学生の頃に発症しその状態が続いているものとされています。

思春期では特有の人間関係に悩むことも多く、その心理的ストレスな心の発達などが契機となり、『起立性調節障害』や『不登校』となることもよくあります。

 

しかし重要なのは、

「決して怠けているわけではなく、悪意があって症状を起こしているわけではない」

ということです。

 

【起立性調節障害を発症しやすい人の特徴】
『起立性調節障害』は、発症した子供の親もかつては『起立性調節障害』だったということも多くあります。『起立性調節障害』で悩む方の約半数は、

『遺伝的要因』

とされています。

『起立性調節障害』を発症する男女差は、

『1.5〜2倍 女子の方が多く発症する』

と言われております。

 

その他には、

・朝が元々苦手
・よく立ちくらみをする

などの人は、生まれつき自律神経の働きが弱く発症しやすい傾向にあります。

さらに、日頃から水分や塩分の摂取が少なく、

・低血圧
・少食
・エネルギー不足

である方も、発症しやすくなってきます。

 

また、性格的に

・真面目
・責任感が強い
・周りに気を遣いすぎている

など、常日頃から精神的なストレスを受けやすいタイプの人も発症の主な原因である『自律神経の乱れ』が起こりやすくなります。

 

【起立性調節障害の症状はいつまで続くのか?】
『起立性調節障害』の症状を発症してからその症状がいつまで続くのかについては個人差はありますが、

<軽症の場合>
→適切に治療することにより2〜3ヶ月で改善する。

 

<長い間学校を欠席しているような重度の場合>
→社会復帰までに2〜3年かかるケースもある。

 

発症してから1年で約5割の方が改善します。そして、発症してから2〜3年が経過した時点で約8割の方が改善しますが、場合によっては大人になっても症状が残ってしまっているケースもある。

 

いずれにしても、治療することによって回復する可能性が高い疾患のため、焦らずゆっくりと気長に向き合って行くことも重要になります。

 

【起立性調節障害を解消するためのポイント】
『起立性調節障害』を解消するためのポイントは、

『脳脊髄液』

になります。

 

『脳脊髄液』の流れが悪くなってしまうと、自律神経に悪影響を及ぼし、自律神経のバランスを崩してしまうケースもあります。

実際に『脳脊髄液』の流れをよくすることによって、『起立性調節障害』を克服された方はたくさんいらっしゃいます!

 

【最後に】
今回は、起立性調節障害の概要についてお伝えしました。

怠けているわけじゃないのに、なかなか朝起きられなかったり、夜目覚めてしまうなどの症状でお悩みの方は、『起立性調節障害』の可能性があります。

今回の概要を読み自分の症状に当てはまる!と思ったそこのあなた!

 

次回は、起立性調整障害を自分で解消するための脳脊髄液の流れを改善する頭蓋骨のストレッチ方法をお伝えしますので、今回の概要と合わせてご覧いただき、今まで悩んできた症状の改善にお役立てください!

 

【本日の動画】

「10人に一人が悩まされる起立性調節障害とは?【お詫び】正しくは起立性「調節」障害です。」

最後までご覧いただきありがとうございます。

【たった5分!】子宮筋腫、生理痛、不妊症を一気に改善するストレッチはこの4つ!

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「婦人科疾患を自分で解消するためのたった5分のストレッチ」についてお話させて頂きます。

 

この投稿を見て頂けたら、今まで辛かった生理痛の軽減、子宮内膜症の改善、子宮筋腫の軽減、不妊症の解消などに効果が現れる可能性がありますので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【ストレッチする前のポイント】
ストレッチする前に、子宮の位置をしっかり理解することにより様々な婦人科疾患の解消がより効果的になるので、まずは子宮の位置を理解していきましょう。

 

<子宮の位置>
子宮は骨盤の中にあり、子宮の下には「膀胱」が存在します。仙骨、恥骨、坐骨などとも繋がっており、骨盤の動きにも影響及ぼします。

 

<ポイント>
①『骨盤底筋』『深会陰横筋』『腸骨尾骨筋』
→骨盤の下に存在する筋肉になります。これらの筋肉もしっかり機能していることが重要になってくるので、このポイントも覚えておきましょう。

②『恥骨頚部筋膜』
→子宮とくっついている筋膜で、「腱弓」という組織を介し「坐骨」の内側にくっついています。これもポイントになってきます。

③『基靭帯』『仙骨子宮靭帯』
→子宮とくっついている靭帯で、「仙骨」の内側にくっついています。

 

【ストレッチを行う部位】
本日行うストレッチの部位は、

①お腹のストレッチ
②お尻のストレッチ
③骨盤底筋のストレッチ
④子宮(下腹部)のストレッチ

の4箇所になります。

 

全て合わせると5分程度で終わることができるストレッチ内容になっております!
ぜひ毎日続けてみてください!

 

【①お腹のストレッチ】
やり方
①うつ伏せに寝て胸の横に両手を置きます。
②両肘を完全に伸ばしてお腹を反らします。
③その姿勢のまま深呼吸をしながら30秒間保持します。

!注意!
腰などどこかに痛みが出現する場合は無理をしないでください。痛みのない範囲で行いましょう!
痛みのない方は腹筋がしっかり伸びるように意識して、できるだけ力を抜いて行いましょう。

 

【②お尻のストレッチ】
やり方①
①仰向けに寝て右(左)膝を立てます。
②右(左)の太ももの上に左(右)足を乗せます。
③その状態で右(左)の太ももを両手で抱えます。
④太ももと胸を近づけるように手前に引き寄せます。
⑤そのまま30秒間ストレッチします。

 

やり方②
①右(左)足を後ろに伸ばします。
②左(右)足を胡座を描くように内側に曲げます。
③その姿勢のまま身体を前に倒します。
④そのまま30秒間キープします。

※上記の姿勢を取るのが辛い方は、両肘を伸ばした状態で身体を前に倒して行いましょう!

 

腸骨や大腿骨に付着する「大殿筋」「中殿筋」「梨状筋」などのお尻の筋肉を伸ばすことができます。
じっくり気持ちいい範囲で伸ばしましょう!

※①②共に、左右両側ストレッチしましょう!

 

【③骨盤底筋のストレッチ】
やり方①マッサージ
①お尻の真ん中に飛び出た骨「坐骨」の内側に4本指を差し込みます。
②差し込んだ手を上下に動かしマッサージします。
③30秒間マッサージします。
※左右交互に行いましょう!

 

やり方②
①両手をお尻の下に入れ坐骨の内側に手を当てます。
②その状態で指を上に持ち上げます。
③骨盤底筋に圧を加えた状態で深呼吸を行います。
④そのまま30秒間キープします。
※腹式呼吸で深呼吸を行いましょう!

 

【④子宮(下腹部)のストレッチ】
やり方①マッサージ
①下腹部にある恥骨の少し上から背中側に向かって両手を差し込みます。
②手を差し込む際に少し背中を丸めます。
③差し込んだ手を上下左右に動かしながらマッサージします。
④30秒間マッサージします。

!注意!
このマッサージでは膀胱の近くを刺激するため、少し尿意を感じることもあるので注意して行いましょう。

 

やり方②
①下腹部にある恥骨の少し上から背中側に向かって両手を差し込みます。
②手を差し込む際に少し背中を丸めます。
③手を差し込んだまま深呼吸を行います。
④その状態で30秒間キープします。

 

【最後に】
今回は、婦人科疾患を自分で解消するためのたった5分のストレッチについてお伝えしました。子宮周囲の筋肉や靭帯が緩むことで循環も改善されます。悪い老廃物などをしっかり流すことにより子宮の環境を良くすることができます。循環が良くなると子宮に十分な栄養が行き届きやすくなります。また、骨盤の歪みの解消にも繋がるので、ぜひ今回のストレッチを参考にお悩みの婦人科疾患の改善にお役立てください!

 

【本日の動画】

「【たった5分!】子宮筋腫、生理痛、不妊症を一気に改善するストレッチはこの4つ!」

最後までご覧いただきありがとうございます。

【たったこれだけ!】首の痛みを劇的に解消するストレッチ5選!【頚椎症】【肩こり】に効果抜群!

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「頸椎症を自分で解決する5つのストレッチ」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、今まで辛かった頸椎症の症状を自分で解決することができるので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【なぜ頸椎症が起きるのか】
頸椎症が起こってしまうと、『頸椎症性脊髄症』『頸椎症性神経根症』つまり神経に問題が出てしまって、「首の痛み」「腕の痛み」「手の痺れ」などの症状に繋がってきてしまいます。

症状が軽いうちは問題を解決するのは比較的容易ですが、症状が強く長い期間続いている場合は症状を改善することは難しくなってきます。そのため、早いうちに神経の負担を取り除くことが重要になってきます。

ただし、神経の症状が強い方も諦める必要はなく、しっかりと対策を行えば症状の軽減・消失に繋げることも可能になってきます。

 

【頸椎症の原因】
頸椎症の原因になる大きな部分は実は、

『首にはない』

のです!

 

頸椎症が起こる理由は

「首に負担がかかってしまうこと」

が主な要因です。

つまり、首が動き過ぎてしまうと首に負担がかかりそれにより症状が誘発されてしまうという訳になります。

頸椎症を誘発させないために大きなポイントになる

「首に負担をかけない様にするにはどうしたらいいのか?」

です。

 

その答えは実は首ではなく

『首の周り』

にあります。

例えば

・首の上にある「頭蓋骨」
・首の下にある「肩甲骨」
・「脊柱」
・「肋骨」
・「内臓」
・「腰部」
・「骨盤帯」

これらの部位が硬くなってしまうと少しずつ首への負担は増えてきてしまいます。

 

つまり、首の症状を取り除くためにはそれ以外の部分の硬さをしっかり取ることが重要になってきます。そのため、これらの部分をしっかり緩めて柔らかく正常に動かす様にしておくことが首への負担の軽減に繋がってくるという考え方になります。

 

【ストレッチ前に行うこと】
ストレッチをする前に自分で『首の動きcheck』を行いましょう!

①首を上に動かす
②首を下に動かす
③首を左右に傾ける
④首を左右にに振り向く様に回す

 

上記の動きを行い、どの程度動くか、どの程度の痛みが出現するかなどの症状のcheckを事前に確認しておきましょう!

ストレッチ終了後に再度動きのcheckを行いますので、今の動きを覚えておきましょう。

 

【①頭の骨を緩める】
やり方
①両手の親指を後頭骨に当てます。
②他の指は側面に当てます。
③その状態で全体的に指でグッと圧をかけます。
④30秒間圧をかけます。

 

組織はある程度圧をかけることによって緩む性質があるのでそれを利用して緩めていきましょう!
押す程度は、いた気持ちいい範囲で行いましょう。

 

【②骨盤を緩める】
骨盤と頸椎は非常に関連が高いと言われております。首の付け根と仙骨は『硬膜』で繋がっています。そのため、互いに連動するような動きもあるため、骨盤が固まってしまうと首の動、負担も増えてしまうので骨盤もしっかり緩めていきましょう。

 

やり方
①椅子に座ります。
②右(左)足を左(右)腿の上にあぐらを描く様に乗せます。
③その状態で姿勢を伸ばしたまま身体を前に倒します。
④30秒間ストレッチします。

左右どちらのお尻の筋肉もストレッチしましょう!

 

【③お腹を緩める】
お腹が硬くなると姿勢が悪くなってしまいます。背中が丸くなると首の負担も増えてきます。そのため、お腹が硬い人はしっかり緩めていく必要があります。

やり方
①椅子に座ります。
②腰に手を当てる様に両手をお腹に当てます。
③その位置でお腹をグッとに握ります。
④グッと握ったままその場で足踏みをします。
⑤30秒間行います。

「腹直筋」、「腹斜筋」、お腹の奥にある「大腰筋」など、直接触ることが難しい筋肉でも内臓と共にお腹の奥の組織も緩めることができるので、しっかりお腹を把持して運動を行いましょう!

 

【④横隔膜を緩める】
お腹と頸椎の関連性と似ていますが、横隔膜が固まってしまうと肋骨の動きが悪くなります。肋骨の動きが悪くなると首の負担も増えてしまいます。また背骨が丸まりやすくなり、さらに首への負担が増えてしまいます。そのため肋骨の動きも重要になるのでしっかり緩めていきましょう!

やり方
①椅子に座ります。
②肋骨の下に手のひらを上にした状態で両手を当てます。
③両手を背中の方に向かってグッと差し込みそのまま背中を丸めます。
④その後、差し込んだ手を上に少し持ち上げます。
⑤その状態で深呼吸を30秒間行います。

 

手を差し込んだ際に、胸周りが苦しく感じる場合は手の圧を調整して、強い刺激は必要なくある程度の圧がかかっていればしっこりと組織をゆるめることができるので、ゆっくりストレッチを行いましょう!

 

【⑤肩甲骨周囲を緩める】
肩甲骨の動きは非常に重要なポイントになります。頸椎症を回復させるためには、肩甲骨や上部胸椎が固まっているとなかなか解消されないケースが多いです。頸椎の土台となる肩甲骨を緩めていくと、頸椎にかかる負担は減るので、肩甲骨、上部胸椎、上部肋骨を緩めていきましょう!

 

肩甲骨が開いて背中が丸まってしまう状態になると首への負担は増えてくるので、まずはしっかりと胸が開く方向に持っていくために、胸の前を緩めていく必要があるため『大胸筋』を緩めていきましょう!

 

やり方
①右(左)の大胸筋を左(右)手で把持します。
②大胸筋を把持したまま右(左)の腕を回します。
③30秒間行います。

しっかりと大胸筋を把持して、いた気持ちいい範囲で行いましょう!腕を回す時は、肩甲骨からしっかりと肩を回す様に動かします。

左右どちらの大胸筋もストレッチしましょう!

 

【ストレッチの際の注意点】
ストレッチを行っている際に、「首の痛み」「腕や手の痺れ」などの症状が増強する場合は、そのストレッチは無理しないでください。
あるいはストレッチ中に首に負担がかかっているケースもあると思うので、首が曲がり過ぎていないか、反り過ぎていないか、頭が前に出過ぎていないか等、首の位置を調整していただいたら痺れや痛みが軽減できる場合もあるので、首の位置を見ながら痛みや痺れのない範囲でストレッチを行いましょう!

 

【ストレッチ後に行うこと】
ストレッチの前に行った、『首の動きcheck』を再度行いましょう!

①首を上に動かす
②首を下に動かす
③首を左右に傾ける
④首を左右にに振り向く様に回す

 

上記の動きを行い、ストレッチ前と首の動きや症状の出方に変化があるか確認しましょう!

ストレッチで症状が軽減できているのであれば、ストレッチの効果が出ていることになるので、症状が改善された方はぜひ毎日2週間はストレッチを続けてみましょう!

 

【最後に】
今回は、頸椎症を自分で解決する5つのストレッチについてお伝えしました。どのストレッチも簡単に自分でできるストレッチになっているので、頸椎症の症状でお悩みの方はぜひ今回のストレッチを参考に頸椎症の症状の改善にお役立てください!

 

【本日の動画】

「【たったこれだけ!】首の痛みを劇的に解消するストレッチ5選!【頚椎症】【肩こり】に効果抜群!」

最後までご覧いただきありがとうございます

【頚椎症とは?】特徴と対策を解説!【頸椎症性脊髄症】【頚椎症性神経根症】

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「頸椎症の概要」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、頸椎症とは何なのか、頸椎症の概要や特徴、そしてその対策を大まかに理解することができるので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【頸椎症とは】
首の骨は『頸椎』と呼ばれる7つの骨で構成されています。

頸椎の加齢による椎間板の変性、靭帯が厚く硬くなることにより頚部の痛みなどが発症してしまったものを総称して、『頸椎症』と呼ばます。

首から出る神経の根っこである『神経根』や、首の中を通る『脊髄』が圧迫され、

・首や肩甲骨付近の痛み
・首から腕や手にかけての痛み・痺れ

を生じてしまうこともあります。

 

障害される部位によって、

『頸椎症性脊髄症』
『頸椎症性神経根症』

と呼ばれます。

上記2つを同時に合併することもあります。

 

【頸椎症の原因】
頚椎のクッションの役割をしている椎間板は、20歳をすぎた頃から年齢とともに水分が失われて弾力性がなくなってきます。さらに、椎間板にヒビが入ったり徐々に潰れるなどの変性が始まっていくと言われております。

 

椎間板の変性は誰にでも生じる為それ自体は病気ではないのですが、脊髄の通り道である『脊柱管』や『椎間孔』と呼ばれる部分が狭くなり、脊髄や神経根が圧迫され症状が出てしまうことで初めて病気と診断されます。

 

<頸椎症性脊髄症>
加齢によって椎間板の変性が進み、骨が棘状に大きくなって『骨棘』を形成してしまうことや、靭帯が厚くなったり硬くなってしまうことによって脊柱管にある脊髄が圧迫されることで手や足に「痛み」「痺れ」「運動障害」などが起こってまう疾患です。
状態によっては、足に力が入らなくなり歩くことも難しくなる場合があります。

 

<頸椎症性神経根症>
『椎間板ヘルニア』や『骨棘形成』などの頸椎の変性などにより『椎間孔』の狭窄が生じて神経根が圧迫されることで、主に片側の首、腕、手などに「痺れ」「痛み」などが生じる疾患です。

【頸椎症性脊髄症の症状】
「首の後ろ」に痛みが出現します。首を反らせた時や重い荷物を持った時などに痛みが生じてしまう場合がよくあります。

『左右両側』の手に「痺れ」「異常感覚」が生じ、手足の「知覚異常」が出ることもあります。特に足の方に知覚障害が生じると、刺激を正常に知覚できない状態になる場合もあります。

・ボタン掛け
・箸の使用
・字を書く
などの行為が不自由になり、

・足を前に出しにくい
・早く歩けない
・歩行がぎこちなくなる
・階段を降りるのが怖くなる
などの「歩行障害」が起こることもあります。

その他には、排泄の機能が障がいされてしまう『膀胱直腸障害』なども出現する場合があります。

【頸椎症性神経根症の症状】
『頸椎症性脊髄症』と同じように、「首の後ろ」に痛みが出現します。首を後ろに反らしたり動かしたり、重い物を持った時に痛みが出現することもあります。

痺れや感覚異常に関しては『頸椎症性脊髄症』とは違い、『左右どちらか片側』の腕に症状が出る場合がほとんどです。首から手にかけての「知覚障害」が生じ、「異常な痛み」「痺れ」を伴ってしまうことがよくあります。

 

【一般的な治療法】
「歩行障害」や手の細かな「巧緻運動障害」などが進行してしまう場合や、「排尿障害」などの脊髄症状が重度の場合を除き、まずは『保存療法』を行います。

主に『頸椎カラー』を用いた治療法や『薬物療法』が選択されていきます。また、場合によっては『温熱療法』『牽引療法』などの治療も併用されていきます。

なかなか痛みがコントロールできない場合は、『神経ブロック注射』を行うこともあります。

頸椎症性脊髄症が進行してしまったり保存療法がなかなか効いてこない場合は、『手術』による外科的な治療法も検討されます。

『薬物療法』として多くの場合、痛み止めとしてまずは『非ステロイド性消炎鎮痛剤』が用いられます。痺れを伴う鋭い痛みには『神経障害性疼痛薬』、筋肉の緊張を和らげる『筋緊張弛緩剤』なども用いられます。

運動やストレッチなど、代謝機能や身体機能などの改善を目的とした『リハビリテーション』を行うこともあります。

 

【頸椎症の予防】
頸椎症の予防や改善のためには日常生活の中で『姿勢』や『首の動き』につて気をつけることが大事になります。

・頸椎を過度に前屈、後屈することをなるべく控える
・うつ伏せの状態で寝ないようにする
・長時間首を曲げた状態で仕事や勉強などの作業を続けないようにする
・背中を丸めて首に負担がかかる姿勢を取らないようにする

上記のように首に過度な負担がかかるような状況はできるだけ避けて生活することをお勧めします!

 

【最後に】
今回は、頸椎症の概要をお伝えしました。頸椎症の症状が強くなってしまうと『歩行障害』や『膀胱直腸障害』など日常生活を行う上で非常に大変な症状が出ることもあるので、まずは頸椎症の概要について詳しく理解していきましょう!そして次回は、その症状を自分で解決するストレッチ方法についてお伝えしますので気になる方は是非次回もチェックしてください!

 

【本日の動画】

「【頚椎症とは?】特徴と対策を解説!【頸椎症性脊髄症】【頚椎症性神経根症】」

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前立腺の病気、主な4つを解説します!残尿感、尿もれ、排尿障害対策!

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「前立腺の主な病気4つ」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、前立腺の病気にはどんものがあるのか、前立腺の病気の症状や特徴などを知ることができるので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【前立腺の病気4つ】
今回お伝えする前立腺の病気は、

①前立腺肥大症
②前立腺癌
③急性前立腺炎
④慢性前立腺炎

の4つになります。

 

全て前立腺に問題が生じるので症状は似ていることも多いのですが、それぞれの特徴には違いもあります。

それぞれの病気を正しく理解することでその対策も変わってくるので、症状がある方は最後までご覧ください!

 

【前立腺とは】
前立腺とは男性にだけ存在する器官で、精液の一部である「前立腺液」を分泌します。

前立腺は膀胱の下にあり、尿道と精管を取り囲むように存在してます。大きさは胡桃大の大きさと言われています。

「前立腺液」は精子を保護し栄養を与えて、運動機能をサポートする役割を担っています。

前立腺は加齢により肥大しやすい傾向にあり、男性の『前立腺肥大症』はよくある病気です。前立腺が肥大してしまうと、前立腺の横を通っている尿道が圧迫されるため、頻尿や尿の勢いが弱くなる等の『排尿障害』を起こしてしまいます。

また、前立腺は炎症や癌などの発症も多いです。『前立腺癌』は進行が遅く発見しやすいので早期に有効な治療が可能なケースが増えてきています。

 

【前立腺肥大症】
前立腺は、加齢によって肥大しやすく

60歳以上の男性の1/3

の方が『前立腺肥大』とされています。

 

◯症状
・尿の勢いが弱くなる
・排尿中に尿が途切れる
・トイレが近くなる
・突然強い尿意が起こる
・尿意はあるけど尿が出しにくい
・力を入れないと尿が出ない
・残尿感がある
・尿漏れすることがある

 

◯治療
基本的には『薬物療法』を行います。薬剤を使用しても十分な改善が見られない場合には、『手術』を検討していきます。

 

<薬物療法>
前立腺肥大症による『排尿障害』が起こるメカニズムによって使用する薬剤が変わります。

①「前立腺の平滑筋収縮」によって尿道が圧迫されている場合
→平滑筋の収縮を緩める薬剤を使用。
②「肥大した前立腺自体」が尿道を圧迫している場合
→男性ホルモンの作用を抑えて前立腺自体を小さくする薬剤を使用。

 

<手術療法>
①尿道から細い内視鏡スコープを挿入して、電気メスによって肥大した前立腺を除去する方法。
②レーザーを使って切除する方法。

があります。

 

【前立腺癌】
アメリカでは癌の中でも男性の前立腺癌は、発症数が『第1位』となっております。日本でも増加傾向にありますが、採血だけで発見が可能になっていることから、早期治療できるケースが増えています。

罹患率が高くなるのは『60歳以上』ですが、簡単な検査で発見できることから『50歳』を過ぎたら定期的に検診をすることお勧めします。

進行が比較的遅く、前立腺癌が見つかっても寿命に影響しないことも多くあります。

 

◯症状
・尿が出にくい
・頻尿
・血尿(ある程度病状が進行した際に出現)
・痛み(前立腺周辺のリンパ節や骨に転移すると出現)

 

◯治療
癌のステージによって最適な治療は変わります。
主な治療法は、

・監視療法
・手術
・放射線治療
・内分泌療法
・化学療法

などがあります。

 

<監視療法>
すぐに治療を開始しなくても寿命に影響がないと考えられる場合に用いられます。

 

<手術>
・開腹手術
・腹腔鏡手術
・ロボット手術
などがあり、基本的には『前立腺全摘出術』になります。

術後の合併症
・尿失禁
・性機能障害
を生じることもあります。

<放射線治療>や<化学療法>でも合併症や副作用が起こることはあります。

 

【急性前立腺炎】
急性前立腺炎は、前立腺が細菌に感染して炎症を起こしてしまいます。

 

◯原因
尿に含まれる細菌が原因で、「疲労」や「睡眠不足」などによって『免疫力が低下』している場合に、感染することが多いと言われています。

 

◯症状
・38℃を超える高熱
・排尿障害
・排尿困難
・頻尿

強い症状が急激に起こることが多く悪化すると
・悪寒
・筋肉痛
・関節痛
・閉尿(排尿ができなくなる)

 

◯検査・治療
尿検査によって細菌感染の有無を調べ感染が確認できたら、抗生物質などの内服や点滴治療を行います。

閉尿(排尿ができなくなる)や高熱などの強い症状が続いている場合や、前立腺内に腫瘍が出来て手術が必要な場合には、入院が必要になります。

『前立腺肥大症』を併発している場合も多いため、その場合には『前立腺肥大症』の治療も同時に行います。

 

【慢性前立腺炎】
慢性前立腺炎は、前立腺の炎症が慢性的に続いている状態のことを言います。

細菌によって起こる『細菌性慢性前立腺炎』と、細菌以外の原因で起こる『非細菌性慢性前立腺炎』とに分かれます。

割合としては、『非細菌性慢性前立腺炎』の方が多いです。

 

◯原因
静脈が鬱血する血流障害によって起こると言われております。前立腺は胴体の臓器では最も下にあるため、静脈血を心臓に戻しにくいという特徴があります。さらに上から他の臓器の重みが加わって圧迫されるため、静脈の血流が阻害されやすくなっております。

『非細菌性慢性前立腺炎』は、『骨盤内鬱血症候群』や『慢性骨盤疼痛症候群』による静脈の鬱血や、骨盤底筋の緊張が原因となって起こることもあります。

 

デスクワークや運転で長時間座った姿勢を続けていると、負荷がかかってしまい血流が遮断されて鬱血を起こし、前立腺周囲に血液が溜まってしまうことによって炎症を起こします。

「飲酒」「運動不足」「ストレス」等も危険因子になると言われております。

 

◯症状
・血尿
・頻尿
・残尿感
・尿道の違和感
・尿の勢いやキレが悪い等の排尿障害
・下腹部痛
・鼠径部痛
・会陰部の鈍痛、違和感、不快感などの下腹部の症状
・射精時の痛み
・血精液
・睾丸の鈍痛、不快感
・陰嚢の痒み
・太もも等の下肢の違和感や痺れ

 

【最後に】
今回は、前立腺の主な病気4つをお伝えしました。これら全ての特徴としては『排尿障害』が起こってしまうことが特徴になってきます。上記の症状と当てはめて、一つの参考にして前立腺の病気を詳しく理解していきましょう!

 

【本日の動画】

「【まとめ】前立腺の病気、主な4つを解説します!残尿感、尿もれ、排尿障害対策!」

最後までご覧いただきありがとうございます。

腎臓が原因の腰痛の治し方

こんにちは。
院長の太田です。

今回は、「腎臓が悪い時に起こる腰痛〜ストレッチ方法〜」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、腎臓が原因による腰痛を改善でき、腎臓機能をUPすることができるかもしれないので腎臓に何か問題を抱えている方は是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【腎臓による腰痛】
前回の投稿でもお伝えしましたが、腎臓の病気によって腰痛が引き起こされるケースがあります。

・尿路結石
・腎盂腎炎
などの腎臓の病気によって引き起こされるメカニズムについては、前回の投稿に詳しく載っているので、気になる方は前回の投稿をご確認ください!

 

【ストレッチで使用するグッズ】
今回ストレッチで使用するグッズは、

『腰スッキリング』

です。

 

この投稿でも何度もご紹介しているグッズになります!

 

◯『腰スッキリング』の利点
→ただ寝てるだけで組織を簡単に緩めることができます。

今回お伝えする腎臓のストレッチも、『腰スッキリング』で簡単に緩めることができます。

 

◯『腰スッキリング』の使い方
→腎臓の位置に『腰スッキリング』を当てて、仰向けで寝るだけです。

 

【腎臓の位置】
腎臓は、肋骨の内側の腰のやや上に左右に存在します。腎臓は左右両方ありますが、「右」側の方がやや下位置に存在します。

今回のストレッチを行うときは、腎臓の左右の位置の違いはそんなに気にしなくて大丈夫ですが、腎臓は大体この位置にあると頭でイメージしながら行いましょう!

 

【ストレッチ①】
やり方
①『腰スッキリング』を腎臓の位置に当てます。
②グッズを当てたまま仰向けに寝ます。
③その状態でゆっくり深呼吸をします。

!注意点!
腰に痛みがある方やグッズを当ててる部分に痛みが出る方は、使用を中止してください。
痛みが強く出る方は、床の柔らかいところで行うのもオススメです!

痛みのない方はそのままストレッチを続けましょう!

 

【ストレッチ②】
やり方
①『腰スッキリング』を腎臓の位置に当てます。
②グッズを当てたまま仰向けに寝ます。
③グッズを背中に入れたまま両手をバンザイします。
④その状態で深呼吸をします。

深呼吸はゆっくり10回×3セット行いましょう!

 

【ストレッチ③】
『腰スッキリング』を使用しないで腎臓を緩めるストレッチ方法をお伝えします。

やり方
①両手で握り拳を作ります。
②その拳を腎臓の位置に当てます。
③拳を当てたまま仰向けに寝ます。
④その状態でゆっくり深呼吸をします。

深呼吸はゆっくり大きく10回×3セット行いましょう!

 

【今回のストレッチのポイント】
『腰スッキリング』を使用してストレッチを行うことで非常に簡単に、腎臓周辺の組織を緩めることができます。それにより、腎臓周りの老廃物や痛み物質を取り除くことで腎臓機能をUPし、腰痛を軽減できる可能性に繋がります。

前回お伝えした、『尿路結石』や『腎盂腎炎』の解消にも間接的に繋がって行く可能性もあります。

 

【最後に】
今回は、腎臓が悪い時に起こる腰痛〜ストレッチ方法〜をお伝えしました。腎臓に問題がある方や腰痛がある方は、『腰スッキリング』を使ってストレッチを行い、腎臓機能を回復していきましょう!

【本日の動画】

「【グッズ紹介】腎臓による腰痛〜ストレッチ方法〜」

最後までご覧いただきありがとうございます

【放置は危険!】腎臓の問題による腰痛とは?

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「腎臓が悪い時に起こる腰痛」についてお話させて頂きます。

 

この投稿を見て頂けたら、骨や関節などで起こる整形外科的な腰痛以外の、「隠れた病気のサイン」である内臓が原因で起きる腰痛の概要を知ることができるので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【腰痛を起こしやすい内臓】
腰痛を起こしやすい内臓として、

・腎臓
・膵臓
・子宮

などが挙げられます。

 

「隠れて病気のサイン」でもあるので、見逃してしまうと命に関わることもあります。

今回は、『腎臓』に着目して、腎臓によって起こる腰痛の詳細を説明していきます!

 

【腎臓の役割】
腎臓は腰の丈夫に左右に分かれて存在します。

腎臓の主な5つの役割は

①尿を作る
②体内環境を一定のバランスに保つ
③血圧を調整する
④血液を作る働きを助ける
⑤ビタミンDの活性化

となります。

 

【腎臓の役割①尿を作る】
腎臓の最も重要な役割として、『尿を作る』ことによって不要なものを身体の外に出す働きをしています。

心臓から出た血液の約1/5が『腎動脈』を通って腎臓に流れ込みます。腎臓は流れ込んできた血液を『体に必要なもの』と『身体に不要なもの』とを分別します。

不要なものとなって分別された『尿』を身体の外に排出する役割があります。

【腎臓の役割②体内環境を一定のバランスに保つ】
腎臓の大きな役割は『尿を作る』ことですが、それと同時に身体に必要なものを再吸収し身体の中の余分な「水分」「塩分」「老廃物」などを身体の外に出すことによって、身体の中の水分量やイオンバランスを一定に保っています。

汗などをたくさんかいて身体の水分量が減った時
→尿の量を減らす
暴飲暴食などにより身体の水分量が増えた時
→尿の量を増やす

上記の働きによって、体内を一定の環境に維持しています。

 

人の身体は『約60%が水分』でできており、中性に近い『弱アルカリ性』で保たれています。

身体の中で糖質やタンパク質などを代謝するために常に、『酸』が作られています。そのため、余分な『酸』は尿として身体の外に排出され、身体を『弱アルカリ性』に保っています。

 

【腎臓の役割③血圧を調整する】
腎臓では様々なホルモンが作られています。その中の一つに、血圧を調整する『レニン』というホルモンがあります。血液の流れが悪くなると、それを感知して『レニン』という酵素が分泌されます。

『レニン』は血管を収縮される作用を持つ『アンジオテンシンⅡ』というホルモンに働きかけて血圧を上昇させます。その結果、腎臓は血圧を一定に保つことができ腎臓の機能の一つである『濾過機能』が円滑に働きます。

 

【腎臓の役割④血液を作る働きを助ける】
腎臓で作られるホルモンの2つ目に、『エリスロポエチン』があります。腎臓には血液中に酸素の状態を感知するセンサーがあり、酸素不足と感じると酸素を運ぶ血液を増やすために『エリスロポエチン』という酵素が分泌されます。

『エリスロポエチン』は血液を作っている骨の中にある骨髄の『造血幹細胞』という組織に働きかけて、血液を作る指示を出しています。

 

【腎臓の役割⑤ビタミンDの活性化】
腎臓で作られる3つ目のホルモンに、『活性型ビタミンD』というものがあります。

骨を作るのに必要な栄養素である「ビタミンD」は、そのままの形で働くことはできません。皮膚や食べ物から吸収した「ビタミンD」は、肝臓と腎臓の尿細管で酵素の働きを受けて、体内の中で『活性型ビタミンD』に変化させることによって初めて働きます。

『活性型ビタミンD』は小腸から血液中へのカルシウムの吸収を促し、骨を丈夫にする役割があります。

 

【腎臓によって起こる腰痛】
腎臓は体にとって非常に重要な役割をしていますが、腎臓の不具合によって起こる腰痛があります。

腰痛を引き起こしてしまう腎臓の問題は、

①尿路結石
②腎盂腎炎

があります。

 

【腎臓による腰痛①尿路結石】
腎臓で作られた尿は膀胱に溜められて尿路を通って身体の外に排出されます。尿路に『結石』と呼ばれる塊ができてしまうのが、『尿路結石』になります。

◯尿路結石の症状
・左右どちらかに限局した、腰・背中・脇腹の激痛
・頻尿
・残尿感
・血尿
・吐き気
・嘔吐
・冷や汗
・高熱

 

◯尿路結石の原因
はっきりとわかっていない部分もありますが、様々な要因によって引き起こされます。一般的には、女性より「男性」に多いと言われており、

男性
→約7人に1人
女性
→約15人に1人

がなると言われております。

年々尿路結石になる人は増えておりその背景には、

『食生活の欧米化』
『動物性タンパク質の摂取量の増加』

が懸念されております。

 

結石を構成する成分は数種類ありますが尿路結石の約90%は『シュウ酸カルシウム』と『リン酸カルシウム』から作られる『カルシウム結石』によるものと言われています。

 

肉類を主体とする食事を続けていると「シュウ酸」や「尿酸」などが身体に蓄えられます。
「シュウ酸」
→カルシウムと結合しやすい性質があります。本来であれば腸内でカルシウムと結びついて便として身体の外に排出されますが、過剰摂取をしてしまうと「シュウ酸」が尿の中にできてしまいます。「シュウ酸」が尿の中でカルシウムと結合すると、結晶化してしまい『結石』になってしまいます。

 

【腎臓による腰痛②腎盂腎炎】
腎臓の中で尿を溜める部分である『腎盂』内で細菌が増殖して炎症が腎臓まで及んでしまう病気になります。

腎盂腎炎には「急性」と「慢性」に大別されます。尿路結石などの基礎疾患がある方や尿路カテーテルを留置している方は、細菌が増殖しやすいため「慢性化」しやすく注意が必要です。膀胱炎から二次的に腎臓に広がって腎盂腎炎になることもあります。

◯急性腎盂腎炎の症状
・悪寒
・高熱
・強い腰痛  など

◯慢性腎盂腎炎の症状
・倦怠感
・吐き気
・頻尿
・残尿感
・排尿痛
・尿の混濁
・発熱
・腰の痛み
・背中の痛み

 

◯腎盂腎炎の原因
腎臓で作られた尿が、腎盂や尿管を通って膀胱に溜められて尿道から身体の外へ排出されます。本来健康な人は、尿の通り道には細菌は存在しておりません。尿の出口から侵入した細菌が、尿の通り道を遡って腎盂に達し腎盂で炎症が起こることで発症します。
通常であれば尿路に侵入した細菌は、身体の外へ排出されて免疫力によって退治されます。そのため、簡単に腎盂腎炎は起こりせん。しかし、免疫力が低下していると誘発されやすくやってきます。

 

感染の原因となる原因菌には様々なものがあり、『大腸菌』などの腸内細菌の他、『緑膿菌』や『ブドウ球菌』などの細菌も原因となってきます。

一般的には「女性」の方がなりやすい傾向にあります。女性は尿道が短く大腸菌が存在する肛門との距離が近いことも理由として挙げられます。

 

【最後に】
今回は、腎臓が悪い時に起こる腰痛をお伝えしました。腎臓が悪いことで起こる腰痛のメカニズムをしっかり理解した上で、次回お伝えするストレッチを行って腰痛を改善していきましょう!

 

【本日の動画】

「【放置は危険!】腎臓の問題による腰痛とは?」

最後までご覧いただきありがとうございます。

【手根管症候群】解決策、ストレッチ教えます!

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「手根管症候群の概要とその症状を解決するストレッチ方法」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、長年苦しんだ手根管症候群による手の痺れや痛みを解決できるかもしれないので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【手根管症候群とは】
手根管症候群は、指や手首の屈曲(曲げる動き)を担う『正中神経』が手首の『手根管』という狭い管の中で圧迫されることで「痺れ」や「痛み」が生じる病気のことを言います。

『手根管』は手首の中央部にあり、骨と靱帯に囲まれたトンネル状の空間になります。『手根管』の中には『正中神経』や手や指を曲げる『腱』が9本通っています。

 

手根管症候群は、50歳以上の特に女性に多く発症します。

 

【手根管症候群の原因】
手根管症候群になってしまう特別な原因がないこともありますが、

・閉経
・糖尿病
・関節リウマチ
・血液の透析
・甲状腺機能低下症
・手をよく使う重労働

との関連が知られています。

 

他にも、

・妊娠
・手首の骨折

を契機に発症することもよくあります。

 

【手根管症候群の症状】
手根管症候群は、人差し指や中指を中心に痺れや痛みが生じます。痺れ自体は親指ら人差し指に及ぶこともあります。また、手のひら全体が痛むように感じる場合もあります。

これらの症状は、「夜間」や「明け方」に強くなる傾向があります。

「手を振る」ことにより症状が減少することもよくあります。

 

病状が進行してくると、親指のつけて根である『母指球』が痩せてきてしまい、「縫い物」「ボタン掛け」などの動作がしにくくなります。また、親指と人差し指で丸を作る「OKサイン」が難しくなったり、「コインやお金を拾う」ことも難しくなってきます。指先の感覚が鈍くなることも、細かい動作を行いにくくなる要因になります。

 

【手根管症候群の診断】
手根管症候群は、『症状を誘発するテスト』や『手の異常感覚』を基に診断をしていきます。

『症状を誘発するテスト』
→手首の中央を打鍵機などで叩き、痺れや痛みが誘発されるかをみていきます。または、手の甲を合わせるように手首を折り曲げて、その状態を保持してしばらくすると症状が悪化してくるかをみます。

 

『手の異常感覚』
→薬指の外側と内側で感覚の違いがあるかどうかをみます。

手根管症候性は、X線の検査では異常が見られないことが多いです。そのため、上記の方法で手根管症候群かどうかを判断します。

 

【手根管症候群の治療法】
手根管症候群は、

・炎症や症状を緩和する飲み薬を服用
・手首の装具による固定
・手首へのステロイド注射

などによって治療していきます。

 

重症の場合は、『手術』を行うこともあります。

 

今回は、手根管症候群の原因である正中神経を回復できる可能性のあるストレッチと手根管の中を通る筋肉のストレッチをお伝えします!
また、手根管症候群の方は『屈筋支帯』が固まっている方も非常に多いです。そのため、『屈筋』や『屈筋支帯』を緩めるようなストレッチもお伝えします!

 

【ストレッチの際の注意点】
ストレッチを行うことで、手の痺れや痛みが強くなってしまう場合はそれ以上強い刺激を与えないように注意してください。痺れや痛みが強く出る場合は、刺激を弱くしましょう。マッサージの刺激を弱くても効果はあります!

 

【ストレッチのポイント】
今回のストレッチのポイントは、

『肘の内側』

になります。

 

肘の内側の骨のやや下側あたりに、手首や指を曲げたりする筋肉がつきます。肘の内側につく筋肉の腱が『手根管』の中を通っていきます。

『手根管』の中に『正中神経』も通っており、肘の内側に着く筋肉が固まってしまうことによって、手根管症候群に繋がってしまうケースもあるので、本日のポイントである『肘の内側』をしっかり緩めていきましょう!

 

【①肘の内側のマッサージ】
やり方
①症状が出ている側の肘の内側の骨の下辺りに親指を当てます。
② 縦や横に動かしながら軽くマッサージしていきます。
③30秒程度行います。

 

【②手首のストレッチ】
やり方
①症状が出ている側の手首に反対の手を当てます。
②縦や横に動かしながら軽くマッサージしていきます。
③30秒程度行います。

手首の辺りに『屈筋支帯』があるので、それを緩めるイメージでマッサージを行います。

痛みや痺れがない場合は、ある程度圧をかけて行ってもOKです。痛みや痺れがある方は、軽い刺激で皮膚の表面を動かすイメージで行います。

 

【③肘の内側のストレッチ】
やり方
①症状が出ている側の肘の内側の骨のやや下に親指を当てます。
②手首や指に痛みや痺れが「ない」場合:そこを親指で指圧したまま手首を動かします。
手首や指に痛みや痺れが「ある」場合:手首は動かさず親指で指圧だけします。
③30秒程度行います。

 

【最後に】
今回は、手根管症候群の概要とその症状を解決するストレッチ方法をお伝えしました。今回の運動は全部で約1分半ほどでできる内容になっておりますので、1日に数セット行ってみてください!筋肉の張りを取り、屈筋支帯の柔軟性を高めることにより正中神経の圧を取り除き、血流改善し神経を回復させていきましょう!

 

【本日の動画】

「【手根管症候群】解決策、ストレッチ教えます!」

最後までご覧いただきありがとうございます。

【良性発作性頭位めまい症】改善方法をお伝えします!

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「良性発作性頭位めまい症について」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、なかなか治らなかっためまいの症状がたった3分で解消できるかもしれないので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【良性発作性頭位めまい症とは】
めまいの中でもよく見られる症状の一つで、頭の位置が変化することによって内耳にある三半規管が刺激されることで、短時間の回転性のめまいが生じてしまう症状のことを言います。

頭を動かした時に自分自身や周囲のものが、動いてしまったり回転しているような感覚を生じてしまいます。場合によっては、「吐き気」「嘔吐」などを起こしてしまうこともあります。

 

【良性発作性頭位めまい症になりやすい人】
良性発作性頭位めまい症は、

『年齢が高い』

ほど発症しやすく、高齢者では平衡感覚に大きな影響を及ぼしてしまいます。
それにより、「転倒」「怪我」にも繋がりやすく、注意が必要になります。

また、良性発作性頭位めまい症は「頭の外傷を起こした後」に発症することもよくあります。

 

【良性発作性頭位めまい症の症状】
良性発作性頭位めまい症の症状は、「朝目覚めて最初に寝返りを打った時」や「高いところにある棚などに手を伸ばした時」に、『頭を後ろに仰反るような姿勢を取る』と起こりやすいです。

 

良性発作性頭位めまい症では、正常であれば「内耳」の一部分に収まっている『カルシウムの粒』がそこから剥がれて、内耳の別の部分である、特に『後半規管』に入ってしまった時に生じやすいと言われています。

内耳には「3つの半規管」があり、これが皆様も聞いたことがある『三半規管』になります。三半規管は、『平衡感覚』に関与しています。

 

三半規管の内の『後半規管』は、「上半規管」「外側半規管」とは異なり、剥がれた耳石が就寝中に重量によって最も入りやすい位置に存在します。耳石が溜まってしまうと粉っぽい形の粒になり、頭の位置が変わることで後半規管の中にある液体の動きが大きくなり神経受容体が過剰に刺激され、動いたりグルグル回ってしまうような感覚に陥ってしまいます。
年齢を重ねると耳石が剥がれやすくなるため、症状が引き起こされやすくなると言われております。

 

この症状自体は、一般的には危険なものではないと言われていますが、運転中などに起こってしまうとかなり危険なため注意が必要になります。

 

【良性発作性頭位めまい症の治療法】
多くの場合は、

『エプリー法』

を用いることで症状が和らぎます。
エプリー法を行うことで、耳石の位置を正常に戻し代謝を促していきます。

エプリー法により症状が改善されるのであれば、毎日エプリー法を行うことをお勧めします!

 

【良性発作性頭位めまい症を改善させるためには】
良性発作性頭位めまい症を改善させるためには、

『耳石の位置』
『耳石の代謝を促す』

この2点が重要になります。

耳石の代謝を促す上で重要になるのが、

『頭の動きを良くすること』

です。当然、頭には血管や神経がたくさん存在しております。頭が固まってしまうと頭への循環・血流が悪くなってしまったり、筋膜が固まっていると神経に過剰なストレスを与えることにも繋がってきます。

 

そのため、しっかりと頭の状態を柔らかく保っておくことが必要になってくるので、『エプリー法』でもなかなか症状が改善されない方は『頭のストレッチ・マッサージ』が重要になってきます。

今回は、たった3分で行える良性発作性頭位めまい症を改善するためのストレッチ方法をお伝えしますので、めまいでお困りの方はぜひ一緒にストレッチを行いましょう!

 

【側頭筋のストレッチ】
側頭筋は頭の横にある筋肉で、「咀嚼」の動きで筋肉が使われます。

やり方step①
①両手の指の腹を頭の横に当てます。
②少し指で圧をかけながら手を縦や横に動かしてマッサージします。

やり方step②
① 両手の指の腹を頭の横に当てます。
②少し指で圧をかけたまま、顎を開けたり閉じたりします。
③10〜20回行います。

 

【咬筋のストレッチ】
側頭筋は頬の下から顎に向かって存在する大きな筋肉で、顎を動かす時に筋肉が使われます。

やり方step①
①頬の骨の下に両手の指先を当てます。
②少し指で圧をかけながら、手を縦や横に動かしてマッサーします。

やり方step②
① 頬の骨の下に両手の指先を当てます。
② 少し指で圧をかけながら、顎を開けたり閉じたりします。
③10〜20回行います。

 

【後頭下筋群のストレッチ】
後頭下筋群は頭の後ろ、首の付け根あたりに存在する筋肉の集まりで、主に頭を後ろに傾ける時に筋肉が使われます。

やり方step①
①後頭骨の下に両手の親指を当てます。
② 少し指で圧をかけながら、手を上下左右に動かしてマッサーします。
③20秒前後行います。

やり方step②
① 後頭骨の下に両手の親指を当てます。
② 少し指で圧をかけながら、少し後ろに頭を傾けます。

!注意点!
めまいが起こるまで頭を後ろに傾けないように注意して下さい!頭の後ろに当てている親指に軽く頭を乗せる程度に傾けましょう。

 

【今回のストレッチのポイント】
三半規管は「顎関節の近く」に存在するので、顎を動かす時に使う『側頭筋』『咬筋』を緩めることが重要になり、さらに血管が首の後ろから脳内へと巡るので『後頭下筋群』を緩めることが重要になりす。これらを緩めることで、頭の血流を良くし頭を柔らかくすることで神経に過剰な負担がかからないような位置に持っていくストレッチになっています。

今回のストレッチを行い、内耳付近の代謝を良くして後半規管に溜まっていた耳石がしっかりと代謝されやすい環境を作ることがポイントになります。

 

【最後に】
今回は、良性発作性頭位めまい症についてをお伝えしました。めまいの症状でお困りの方は今回のストレッチとエプリー法を行いめまいの症状の改善にお役立てください!

 

【本日の動画】

「【良性発作性頭位めまい症】改善方法をお伝えします!」

最後までご覧いただきありがとうございます。

【えっ!】前立腺が腰痛の原因!?対処法をお伝えします!

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「前立腺と腰痛〜解消するためのストレッチ方法〜」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、なかなか治らなかった腰痛、坐骨神経痛の解消につながるかもしれないので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【前立腺とは】
前立腺とは男性にしかない生殖器の一部であり、前立腺液という精液の一部を作り、精子に栄養を与えたり、精子を保護する役割を担っています。

前立腺は、「直腸と恥骨の間」にあり、膀胱の出口で尿道を囲んでいます。そのため、前立腺が肥大してしまうと尿道が圧迫されることにより排尿に関わる様々な症状が出てしまいます。

 

前立腺は尿道の周囲にある『内腺』と、その周りにある『外腺』とに区別されます。

・前立腺肥大→尿道周囲の『内腺』
・前立腺癌→『外腺』

に発生しやすいと言われています。

 

前立腺は、「直腸と恥骨の間」にある=「骨盤の中」に存在します。そして、前立腺は「膀胱のすぐ下」についている臓器になります。
そのため、前立腺周囲の筋膜が固まってしまったり前立腺が肥大してしまうと、骨盤の中の環境に変化を及ぼしてしまいます。

 

膀胱や直腸などの臓器の周りには、『骨盤底筋』や『骨盤との筋膜連結』によって繋がっています。そのため、前立腺に何か問題が生じてしまうと「直腸」「膀胱」「恥骨」「仙骨」などに影響を与えてしまい、『骨盤のズレ』が生じてしまう場合があります。腰痛というのは、『骨盤のズレ』も一つの大きな原因になるので、前立腺の問題によって腰痛が引き起こされる原因にもなります。

 

前立腺の周囲には、「血管」や「神経」がたくさん走行しています。前立腺が肥大したり前立腺癌になってしまうと、神経に何らかの悪影響を及ぼすことによって、『坐骨神経痛』に繋がる場合もあります。

 

長い間腰痛に悩まされていて、さらに前立腺肥大や前立腺癌などの問題がある方は、もしかすると前立腺の環境を整えることが重要になってくるかもしれません!

 

【今回ストレッチ】
膀胱周辺の環境を整える方法として今回は、

『骨盤底筋』のストレッチ

をお伝えします!

 

『骨盤底筋』は、膀胱のすぐ下に存在しております。『骨盤底筋』が固まってしまうと、前立腺周囲の神経、循環障害や骨盤のズレにも繋がるのでしっかり緩めて行きましょう。

 

【骨盤底筋のストレッチ】
やり方
①椅子に座ります。
②両手をお尻の出っ張っている骨(坐骨)の下に入れます。
③坐骨の内側に指を入れそのまま上に指を持ち上げます。
④その状態で約5〜10回深呼吸をします。

!注意点!
しっかりと指を持ち上げながら、圧をかけ続けましょう。骨盤底筋に伸長ストレスを与えていくことで、骨盤底筋や前立腺周囲、骨盤の中の筋膜を緩めて行きます。

 

【今回のストレッチのオススメ】
今回のストレッチは簡単に行えるので、なるべく毎日行ってみてください!そして、1日3〜5セット行うことでより効果的ですので、ぜひ続けてみてください。

 

【最後に】
今回は、前立腺と腰痛〜解消するためのストレッチ方法〜をお伝えしました。骨盤内の環境を整えて、循環、神経の動きを良くして前立腺周囲の筋膜の硬さも取って、腰痛や坐骨神経痛の解消に繋げてみてください!

 

【本日の動画】

「【えっ!】前立腺が腰痛の原因!?対処法をお伝えします!」

最後までご覧いただきありがとうございます。

シンスプリントの治し方!

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「シンスプリントの治し方」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、辛いシンスプリントの症状を改善することができるかもしれないので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【シンスプリントの原因】
主なシンスプリントの原因は

『後脛骨筋』と『ヒラメ筋』の筋肉の張り

によるものです。

 

シンスプリントは、脛骨の骨膜に炎症が起こる「骨膜炎」により痛みが生じる状態になります。

ランニングやスポーツを行っている人に多く発症する疾患で、多くの場合は『後脛骨筋』と『ヒラメ筋』が固まってしまうことにより起こります。

 

『後脛骨筋』と『ヒラメ筋』が固まってしまうと、骨膜を引っ張るような力が強くなり、骨膜に炎症が起こってしまいます。それにより筋肉がさらに固まってしまいなかなか症状が治らない、さらに筋肉が固まることで血流の流れも悪くなりさらに症状が治らないというケースが多く見られます。

 

そのため、『後脛骨筋』と『ヒラメ筋』をしっかりと緩めることが重要になります。

 

シンスプリントが起きてしまう原因の詳細は、前回投稿した「シンスプリントの概要」を見ていただけると詳しく知ることができるので気になる方はそちらをご覧ください!

 

【後脛骨筋とヒラメ筋の位置】
『後脛骨筋』は、脛骨の後ろ側から踵に向かって着く筋肉になります。
『ヒラメ筋』は、後脛骨筋と似たような場所を走行する筋肉になります。

『後脛骨筋』と『ヒラメ筋』は膝より下の足にある、脛骨という太い骨の内側の奥に存在します。

今回お伝えするストレッチでは、『後脛骨筋』と『ヒラメ筋』の走行をイメージしながらストレッチを行いましょう!

 

【シンスプリントを改善するストレッチ】
痛みなどの症状が出ている側の足をストレッチしていきましょう!

step①やり方
①症状のある側の足をあぐらをかくように反対側の足の上に乗せます。
②両手の親指を脛骨の内側に沿って置きます。
③その位置で親指を縦や横に動かします。
→この時に、親指を脛骨の内側の奥までしっかりと入れて行います。

④約1分〜1分半行います。

 

step②やり方
①症状のある側の足をあぐらをかくように反対側の足の上に乗せます。
②両手の親指を脛骨の内側の硬いところに置きます。
③その位置を両手の親指でグッと指圧します。
④指圧したまま足首を上下に動かします。
⑤押す場所をずらしながら数カ所繰り返し行います。

 

!注意点!
シンスプリントは骨膜のところで炎症が起きているため、あまり痛みを出し過ぎないように注意して行いましょう。

 

【今回のストレッチのオススメ】
今回のストレッチのオススメは、

「身体を温めてから行う」

です。

筋肉をほぐすためには、身体を温めてから行うととても効率的に行うことができます。

今回お伝えしたストレッチを毎日お風呂に入りながら行う!など、工夫して行ってみましょう!

 

【最後に】
今回は、シンスプリントを1日たった3分のストレッチで治す方法をお伝えしました。タイトルにもある通り1日たった3分で行えるストレッチなので、是非毎日続けていただいて痛みの解消に繋げてみてください!

 

【本日の動画】

「【たったそれだけ!?】シンスプリントの治し方!」

最後までご覧いただきありがとうございます。

【シンスプリント】って何?

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「シンスプリントの概要」についてお話させて頂きます。

 

この投稿を見て頂けたら、シンスプリントの詳しい概要を知ることができ、もしかしたらあなたの脛の内側にあるその痛みを解消することができるかもしれないので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【シンスプリントとは】
運動時や運動後に「脛の内側の中央から1/3辺り」にズキズキとした痛みが生じる疾患のことを言います。
膝下から足首の間にある『脛骨』という骨の骨膜に炎症が起きてしまう「骨膜炎」の症状であり、別名『脛骨疲労性骨膜炎』とも言われております。

近年は、ランニングやジョギングのブームもあり、シンスプリントに悩まされているランナーの方が多くいらっしゃいます。

「使いすぎ症候群」の一種で、「走る」「飛ぶ」などの激しい運動を繰り返す様な方に発症しやすく

・中・長距離ランナー
・サッカー選手
・バスケットボール選手

に多くみられる疾患です。特にシーズン初めや新人の選手が急激にハードなトレーニングをすることにより発症しやすくなります。

走る距離や負担を軽減させることで快方に向かう場合もありますが、練習を再開することで再発を繰り返してしまうケースが多いです。

ひどくなると安静時にも症状が出てしまうこともあるので、原因となる要因をしっかりと取り除くことが重要になります。

 

【シンスプリント発症のメカニズム】

シンスプリントの発症のメカニズムは諸説あり、はっきりとしたことは明らかになっておりません。
主な発生要因としては

・オーバートレーニング
・負荷のかかりやすいランニングフォーム
・衝撃を受けやすい足の形
→特に『扁平足』『回内足』
・足の筋力不足
・筋肉の柔軟性の低下

などの「内的な要因」や、

 

・硬いグラウンドや路面でのトレーニング
・踵がすり減っているシューズの使用
・クッションがないシューズの使用

などの「外的な要因」も影響していると言われております。

 

【シンスプリントと類似する疾患】
シンスプリントの他にも、スポーツに伴って脛の内側が痛くなってしまう怪我の一つに

『疲労骨折』

というものもあります。

 

痛む場所がよく似ていますが、治療方法が異なるので注意が必要になります。

 

【シンスプリントと疲労骨折の違い】
<シンスプリント>
痛みを感じる部分が10cm程度長い範囲で出現します。約40%の方が「左右両足」に症状が出ると言われております。

<疲労骨折>
痛みを感じる部位が5cm以内でピンポイントに症状が出現し、「片方」のみに発症するケースがほとんどです。

この様な特徴から「私の脛の内側の痛みは『シンスプリント』かも!」と思うかもしれませんが、この様な特徴だけで自己判断するのではなく、痛みが出ている場合は整形外科でしっかりと診断を受けることをお勧めします。

 

【シンスプリントの注意点】
もしあなたがスポーツをしていて、脛の内側に痛みが生じてしまった場合は注意が必要になります。

痛みを我慢して練習を続けていると、

膝の内側が痛くなる『鷲足炎』
膝の外側が痛くなる『腸脛靱帯炎』

などを合併してしまう恐れがあります。

 

この様な症状は通称、

『ランナー膝』

と言われ、重症化してしまうリスクも発生してきます。

そのため、まずは脛が痛くなった場合には「運動量を減らしていく」ことが重要になります。特に、痛みの出始め、足が熱くなったり、腫れがある場合にはしっかり「冷やす」ことも重要になります。

 

【シンスプリントを解消するためには】
脛の痛みを根本から解消するためには、シンスプリントが起きてしまう要因を取り除いていくことが重要です。

・硬い路面での運動を避ける
・踵のすり減った靴の使用をやめる
・足の筋力をUPさせる
・膝、脛、足関節周辺の柔軟性を獲得する

など取り組んでいくことが重要になります。

『扁平足』の方は注意が必要で、

「しっかりと足のアーチを作る」

ことが必要で、「タオルギャザー」という足の裏を鍛えるトレーニングを行うこともお勧めです。

ランニングをよく行う方は、「ランニングフォームを修正する」ことも重要になります。
また、ドタバタと音を立てて走ることはなるべく避けていただいた方がいいです。ソフトな着地を心がけて、「足、腰、お尻周りの筋肉を鍛える」ことも重要になるので、

・スクワット
・ランジ

などのトレーニングを行うこともお勧めです!

・ふくらはぎ周囲の筋肉
・太もも周囲の筋肉
・股関節周囲の筋肉
・足の裏の筋肉

これらの筋肉をしっかり柔軟にしておく必要もあります。

 

これらを踏まえて次回はシンスプリントの原因である、『足の柔軟性を獲得するための具体的なストレッチ方法』をお伝えします!!

 

【最後に】
今回は、シンスプリントの概要をお伝えしました。普段からスポーツをしていて、脛の内側に痛みが生じている方はシンスプリントかもしれません。今回お伝えしたシンスプリントの病態をしっかり理解した上で、次回の脛の痛みを解消できるストレッチもぜひ取り組んでみて、痛みの解消に繋げてみてください!

 

【本日の動画】

「【シンスプリント】って何?改善するための基本の話!」

最後までご覧いただきありがとうございます。

【モートン病】原因とすぐできる3つのストレッチ、ツボとコツを解説!

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「モートン病を自分で解消するための方法」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、長年続いていた足の背面の痛み『モートン病』を解消できるかもしれないので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【モートン病とは】
モートン病とは、足の指にかけて向かう神経が足指の付け根の靱帯の下を通っており、慢性的に圧迫して起こってしまう神経障害です。

この状態が長期化してしまうと、指と指の間の神経が「コブ状に腫れてしまう」、

『モートン病神経腫』

ができてしまうことがあります。

 

「中年以降の女性」
に多い病気と言われております。

 

【モートン病の原因】
モートン病の主な原因は、

・ハイヒールを長年履いている
・爪先立ちの状態を長時間行っている
・中腰での作業が多い
・過度なランニング
・外反母趾や骨の変形
・誤ったサイズの靴選び

などが挙げられます。

 

【モートン病の症状】
主に「第3足趾と第4足趾の間」と「第2足趾と第3足趾の間」に、

・ピリピリと刺すような痛み
・灼熱感のある痛み
・痺れ、痙攣などの神経症状

などの痛みが出現すると言われており、
その痛みが「足の甲」や「ふくらはぎ」にまで及ぶ場合もあります。

 

【モートン病の治療】
モートン病の治療法は主に、

「保存療法」と「手術療法」

の2種類になります。

 

①「保存療法」
痛みや痺れの症状が強い場合は、

・つま先の細い靴はなるべく避ける
・ヒールをなるべく履かないようにする
・クッション性のある靴選びをする
・中腰での作業を行わない

 

などを心がけることが重要になり、
日常生活では「安静」を基本にして痛みなどの炎症を抑えるために、

・湿布の貼付
・消炎鎮痛剤の内服
・ステロイド注射

 

などを行い様子を見ます。

症状に合わせて、

・アーチサポート
・インソール

などを使用することもあります。

 

②「手術療法」
保存療法でもなかなか改善がみられない方に行われる手法ですが、頻度としてはそれほど多くないと言われております。

①「保存療法」でもなかなか治らない方にオススさせて頂きたいのが、今回お伝えする『ストレッチ』になります!ぜひ、足の痛みで長年悩まれている方は今回の方法を参考にストレッチを行ってみてください!

 

【今回の重要ポイント】
モートン病は神経の圧迫により起こる病気です。どこの神経が圧迫されて起こるかと言うと、

『浅腓骨神経』

が圧迫されることにで起こる病気になります。
『浅腓骨神経』が圧迫されてしまうと、神経にダメージがかかり痛みが生じてしまいます。
そのため、『浅腓骨神経』をしっかりと回復、改善させることが重要になるので、今回の重要ポイントになります!

『浅腓骨神経』と密接な関係がある筋肉は、

①長・短腓骨筋
②長指伸筋
③背側骨間筋

の3つになります。

 

今回は、上記3つの部位を緩めるストレッチ方法をお伝えします!

 

【ストレッチ① 長・短腓骨筋】
長腓骨筋と短腓骨筋の2種類の筋肉ですが、今回は1つと捉えてストレッチを行っていきます。

長・短腓骨筋は、「ふくらはぎの外側にある腓骨〜足の甲まで繋がる筋肉」になります。

やり方①
① ふくらはぎの外側に両手の指を当てます。
②ふくらはぎの外側にある腓骨に沿ってマッサージをしていきます。
③縦や横に動かし1分程度マッサージをします。

 

やり方②
①症状がある側の足を反対の足の上に胡座を描くように乗せます。
②症状が出ていない側の手で、上に乗せた足の甲を掴みます。
③掴んだ足の甲を手前に引き寄せ、足の前外部を伸ばします。
④症状がある側の手で拳を作ります。
⑤③の状態のまま下腿の前外側部を膝下辺りから足に向かって(上から下に)拳でマッサージします。
→筋肉を伸ばして緩めていくイメージで行います。
⑥1〜2分程度マッサージします。

 

!注意点!
ストレッチの際は、痛みを伴わないように痛気持ちいい範囲で行いましょう!

 

【ストレッチ②長指伸筋】
長指伸筋も『浅腓骨神経』のすぐ近くを通る筋肉になり、長指伸筋が硬くなるとモートン病が誘発されやすくなるのでしっかり緩めていきましょう!

長指伸筋は、「下腿前面にある脛骨〜足の指まで繋がる筋肉」になります。

やり方は、①長・短腓骨筋と同じです!ですが、マッサージする場所が少し変わります。上記記載の通り、①長・短腓骨筋より少し前面に位置するため、前の方を意識してマッサージしていきましょう!

 

やり方①
① ふくらはぎの前面に両手の指を当てます。
②ふくらはぎの前面にある脛骨に沿ってマッサージをしていきます。
③縦や横に動かし1分程度マッサージをします。

 

やり方②
①症状がある側の足を反対の足の上に胡座を描くように乗せます。
②症状が出ていない側の手で、上に乗せた足の甲を掴みます。
③掴んだ足の甲を手前に引き寄せ、足の前外部を伸ばします。
④症状がある側の手で拳を作ります。
⑤③の状態のまま下腿の前面を膝下辺りから足に向かって(上から下に)拳でマッサージします。
→筋肉を伸ばして緩めていくイメージで行います。
⑥1〜2分程度マッサージします。

 

!注意点!
ストレッチの際は、痛みを伴わないように痛気持ちいい範囲で行いましょう!

 

【ストレッチ③背側骨間筋】
背側骨間筋は、足の指と足の指の間にある筋肉になります。背側骨間筋が硬くなると、神経の圧迫が起こる可能性があるのでしっかりと緩めていきましょう!

背側骨間筋は、中足骨と中足骨の間にある筋肉で、モートン病の症状が出ている部分にある筋肉になるので注意しながらストレッチを行ってください。

やり方①
①症状がある方の足を膝を立てて座ります。
②両手の親指を中足骨と中足骨の間に当て、他の指を足の裏に当てて両手で足を挟むようにします。
③その指を当てた部分を縦や横に動かしマッサージをします。

 

やり方②は、痛みがなければ行ってみてください!
やり方②
①症状がある方の足を膝を立てて座ります。
②両手の親指を中足骨と中足骨の間に当て、他の指を足の裏に当てて両手で足を挟むようにします。
③その指を当てた部分を適度な圧で指圧します。
→足の甲と足の裏両側からしっかりと圧をかけます。
④適度な圧で1分程度指圧し続けます。

『骨と骨の間』を意識しながらストレッチしましょう!

 

「第3足趾と第4足趾の間」と「第2足趾と第3足趾の間」どちらかに症状が出ていると思うので、症状が出ている足の指の間を上記の方法で緩めていきましょう!

 

!注意点!
症状が出ている部分をストレッチするため、特に痛みに注意して痛みを伴わないように痛気持ちいい範囲で行いましょう!

 

【最後に】
今回は、モートン病を自分で解消するための方法についてお伝えしました。今回のストレッチは、お風呂の中で行ったり身体を温めてから行うとより効果的なので、ぜひ毎日少しずつでもいいのでストレッチを続けて行ってみてください!

 

【本日の動画】

「【モートン病】原因とすぐできる3つのストレッチ、ツボとコツを解説!」

最後までご覧いただきありがとうございます。

過敏性腸症候群を自分で治す方法!

こんにちは。
院長の太田です。

今回は、「過敏性腸症候群を自分で解消するためのストレッチ」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、過敏性腸症候群に悩まされている日本人の10%の方々の下痢や便秘の症状をストレッチによって軽減できるかもしれないので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【過敏性腸症候群の原因】
過敏性腸症候群の原因は、実際は「不明」とされています。ただし、その機序はある程度わかっています。

そのポイントというのが、

『自律神経』

になります。
『自律神経』が過敏になることで腸が過剰に働いてしまい、便秘や下痢が引き起こされてしまいます。

過敏になった自律神経を抑制することができれば、便秘や下痢の症状が解消できるかもしれません!

 

【重要になること】
今回重要になってくるのが、

『背骨の状態を整える』

ことです。

特に、

『第10〜12胸椎』
『第1〜3腰椎』

が重要になります。
それに加えて、

『仙骨』

の状態も整えることが重要になります。

 

大腸は主に『第10胸椎〜第3腰椎』と『仙骨』によってコントロールされています。この部位の状態が悪くなってしまうと、自律神経が過敏になり大腸がうまく働かなくなったり、過敏に働いてしまうことになります。それにより、便秘や下痢が生じてしまいます。

そのため、『第10〜12胸椎』『第1〜3腰椎』『仙骨』を整えることが重要になります。

 

今回は、上記の部位を自分で簡単に緩めて過敏性腸症候群による便秘や下痢を解消する方法をお伝えします!

 

【本日のストレッチに使うグッズ】
本日のストレッチで使用するグッズは、

「テニスボール」「マッサージボール」

などのボールを使用します。

 

【ストレッチの注意点】
今回のストレッチでは、『第10〜12胸椎』『第1〜3腰椎』『仙骨』にボールを当ててストレッチしていきます。

その際に注意していただきたいのが、第11.12胸椎の両側にある「第11.12肋骨」は浮いている骨になります。そのため、「第11.12肋骨」は骨折しやすい部位になるためその位置にはボールを置かないように注意をしてください。

背骨に沿ってボールを置いていただければ、怪我をするリスクはないので、しっかりボールを置く位置を確認しながら行いましょう。

 

【ストレッチ①第10胸椎〜第3腰椎】
やり方①
①第10胸椎(〜第3腰椎)にボール当てます。
②当てたまま膝を当てて仰向けに寝ます。
→足を伸ばして仰向けに寝ることができる方は、足を伸ばして行ってもOK!
③力を抜いてリラックスした状態で深呼吸をします。

 

やり方②
① 第10胸椎(〜第3腰椎)にボール当てます。
②当てたまま膝を当てて仰向けに寝ます。
→足を伸ばして仰向けに寝ることができる方は、足を伸ばして行ってもOK!
③仰向けに寝たらバンザイをします。
④バンザイをしたまま深呼吸をします。

☆ボールの位置を3〜6箇所に位置をずらして、上記のやり方①②を繰り返し行います!

!注意点!
ストレッチの際は、痛みを伴わないように行いましょう。あまり痛みが出てしまうと、逆に交感神経が働いてしまうことになるのでリラックスして行いましょう。

 

【ストレッチ②仙骨】
やり方
①両手の指を仙腸関節に向かって当てます。
②手を当てたまま仰向けに寝ます。
→足を伸ばして仰向けに寝ることができる方は、足を伸ばして行ってもOK!
③仙腸関節に当てた指を少し上に持ち上げます。
④その状態のまま深呼吸をします。

腕を後ろに回すことが辛い方は、指先ではなく『拳』を仙腸関節関節に当てて上記のやり方で行いましょう!

!注意点!
なるべく全身の力を抜いてリラックスした状態、痛みのない範囲で行いましょう!

 

【最後に】
今回は、過敏性腸症候群を自分で解消するためのストレッチについてお伝えしました。このストレッチを毎日続けていただければ、半月〜1ヶ月程度で症状の改善が見込まれると思うので、食事療法や運動療法に加えて今回のストレッチも是非合わせて行ってみて下さい!

 

【本日の動画】

「【絶対やって!】過敏性腸症候群を自分で治す方法!」

最後までご覧いただきありがとうございます。

過敏性腸症候群ってどんな病気?

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「過敏性腸症候群の概要」についてお話させて頂きます。

 

この投稿を見て頂けたら、過敏性腸症候群でお悩みの方はこの病気のことを詳しく知ることができ、自分に合った治療方法を見つけられるかもしれないので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【過敏性腸症候群とは】
過敏性腸症候群とは、お腹の調子が悪くそれと関連して便秘や下痢などの症状が数ヶ月以上続く時に最も考えられる病気です。ただし、大腸に腫瘍や炎症の所見が見られないことが前提になります。

人口の約10%の方が過敏性腸症候群であると言われています。女性の方がなることが多く、年齢とともに徐々に減っていきます。

命の危険が起こる病気ではありませんが、「おなかの痛み」「便秘」「下痢」「不安」などの症状が起こるため、日常生活に支障をきたす可能性があります。

 

腸は食べ物を消化、吸収するだけではなく不要なものを便として身体の外に排泄してくれます。そのためには食べ物を肛門へ移動させるための、『腸の収縮運動』と腸の変化を感じ取る『知覚機能』が重要になります。

運動や知覚は、脳と腸との情報交換によって制御されています。ストレスなどが多くかかってしまうと不安状態になってしまい、腸の収縮運動が激しくなってしまい痛みを感じやすい『知覚過敏』状態になります。このような状態が強くなってしまうようなことを『過敏性腸症候群』といいます。

 

実際に大腸に空気を入れて膨らませて刺激をすると、健康な方は「強く刺激しないとおなかの痛みは感じない」のに対し、過敏性腸症候群の方は「弱い刺激でもおなかの痛みが生じて」しまいます。

 

過敏性腸症候群になる細かな原因は、わかっていないとされています。ただし、細菌やウイルスなどの感染性の腸炎にかかった場合、回復後に過敏性腸症候群になりやすいとされています。感染によって腸に炎症が起き、腸の粘膜が弱くなるだけではなく、私たちの腸にいる腸内細菌の変化も加わって、運動と知覚機能が過敏になるためだと言われています。

 

過敏性腸症候群の特徴としては、「自律神経の動きが過敏になってしまう」ことが主な病態です。

 

【過敏性腸症候群の診断基準】
過敏性腸症候群の診断基準は、

最近3ヶ月の中の1ヶ月のつき少なくとも3日以上に渡って
◯おなかの痛み、不快感が繰り返し起こる
◯下記の2項目以上の特徴を示す
・排便によって改善する
・症状と共に排便頻度が変わる
・症状と共に便の形状が変わる

上記が診断基準になります。

 

【過敏性腸症候群のタイプ】
便の形状と頻度から、

・便秘型
→ストレスを感じると便秘になりなすくなる。
・下痢型
→緊張するとお腹が痛くなったり、下痢が生じてしまう。
・混合型
→下痢になったり便秘になったりと便通が変動してしまう。
・分類不能型

の4つに分けられ、それぞれ症状も異なります。

 

【過敏性腸症候群の治療】
まずは『生活習慣の見直し』が重要になってきます。

・3食を規則的に摂る。
・暴飲暴食や夜間の大食いを避ける。
・食事バランスに注意する。
・ストレスをなるべく溜めない。
・睡眠や休養を十分にとる。
・刺激物や高脂肪の食べ物、アルコールなどを控える。

などを注意することも重要になります。

生活習慣を見直しても良くならない場合は、薬による『内服治療』を行なっていきます。

薬物療法で最初に用いるのは、

・消化管機能調整薬:腸の運動を整える薬
・プロバイオティクス(高分子重合体):水分を吸収し便の水分バランスを調整する薬

などがあります。これらの薬は、「下痢」「便秘」どちらの症状の方にも服用されます。

『下痢型』の方
→セロトニン3受容体拮抗薬(腸の異常運動を改善させる)
『便秘型』の方
→粘膜上皮機能需要薬(便を柔らかくする)

も用いられます。

 

【薬以外に有効な治療法】
過敏性腸症候群の薬物療法以外の治療の代表は、『食事療法』と『運動療法』になります。

炭水化物、脂質を多く含む食事、コーヒー、アルコール、香辛料などを摂ることで、腹痛、便通の変化が生じやすくなることがあります。症状を誘発しやすい食品がある方に対しては、それらの食品をなるべく摂らないようにすることが重要です。

「ヨーグルト」などの発酵食品は、症状の軽減に有効なためオススメです!

『便秘型』の方
→食物繊維を多く含む食事を摂ることが有効です。

さらに適度な運動によって症状の軽減効果が期待できるので、運動不足の方は運動を取り入れることも有効だとされています。

症状にストレスや心理的な要素が大きく関わっていると考えられる場合には「心理療法」を取り入れることにより、改善される場合もあります。

 

【注意すること】
おなかの痛みや便通の異常は、加齢によって軽減すると言われています。50代以上では過敏性腸症候群になる数が少なくなっていきます。

便通異常のタイプが途中で変化することもあると言われており、
現在、下痢型の方が
20%:下痢型→12年間経っても下痢型
15%:下痢型→混合型へ移行
35%:下痢型→症状がなくなった

上記のようにタイプが途中で変化しますが、下痢型→便秘型へ移行したケースはないと言われています。

 

過敏性腸症候群の方の特徴としては健康な方と比較して

・胃の痛み
・胃もたれ
・胸焼け
・逆流性食道炎

が合併してしまう割合が、『2倍』も多いとされています。また、『うつ状態』や『不安』が高い確率で合併してしまい、日常生活に支障をきたすことが多くなってしまいます。

 

さらに注意したいことは、過敏性腸症候群から『潰瘍性大腸炎』や『クローン病』に移行してしまう確率も高いとされています。
過敏性腸症候群と診断されても、

・便に血が混じる
・体重が減る

などの特徴がある方は、しっかりと専門医を受診しましょう。

 

【最後に】
今回は、過敏性腸症候群の概要についてお伝えしました。過敏性腸症候群の詳しい病態をしっかり理解して、ご自身の症状にあったに治療法をお試しください!また、次回は今回お伝えした方法でもなかなか治らない方のために過敏性腸症候群を治すためのストレッチをお伝えしまうので是非お役立て下さい!

 

【本日の動画】

「【10分解説!】過敏性腸症候群ってどんな病気?」

最後までご覧いただきありがとうございます。

バネ指を自分で治す方法!

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「ばね指を解消するための3分ストレッチ」についてお話させて頂きます。

 

【ばね指】
ばね指とは、指の付け根で屈筋腱と靭帯性腱鞘の間で炎症が起こると「腱鞘炎」となってしまい、腱鞘の部分で腱の動きがスムーズに行かなくなってしまう症状のことをいいます。

指の付け根の部分で「痛み」「腫れ」「熱感」が生じてしまいます。
朝方に症状が強く、日中は手を使っていると痛みが減少することが多くあります。

 

このような炎症が長く続くと、バネのような現象が生じてしまうことを『ばね指』といいます。

上記のような症状がさらに悪化てしまうと、指が固まって動かなくなる症状を呈します。

 

ばね指は、親指から小指まで全ての指で起こってしまう可能性がある疾患ですが、特に

「親指」「中指」

この2本に多く発症しやすいとされています。

【ばね指になりやすい方】
ばね指になりやすい方は、

・更年期の女性
・妊娠・出産期の女性

 

主に手の使いすぎが原因で
・スポーツ選手
・普段から指を多く使う仕事をしている方

 

さらには、
・糖尿病
・リウマチ
・透析

をしている患者様にも多く発症します。

 

【指の解剖】
手の指には、「腱鞘」と言われる部分や、関節の周りには「靭帯」があります。

「腱鞘」や「靭帯」を使いすぎることにより摩擦が生じることで、炎症が起きてしまいます。

炎症が起きてしまうこと組織は『肥厚』しやすくなり、肥厚した部分が固まると指がうまく動かせなくなってしまいます。

上記の状態を放っておくと、指が硬くなってしまったり、痛みが慢性化してしまう場合があります。そのため、しっかりと治していくことが重要になります。

 

【本日のポイント】
本日お伝えするストレッチのポイントは、

①上腕の筋肉
②前腕の筋肉
③手首
④指の輪状靭帯

 

の4つになります。
本日は、上記4つの部位のストレッチを全部で3分で行っていきます!ぜひ一緒にストレッチを行なっていきましょう!!

 

【ストレッチ①上腕の筋肉】
上腕の筋肉でも、特に内側の部分をしっかり緩めることが重要になります。

やり方
①上腕の内側に反対の手の指を当てます。
②指で上腕の筋肉を縦や横に動かしてマッサージをします。
③ 30秒程度行います。

内側にある筋肉を意識しながら、痛気持ちいい範囲でマッサージを行います。特に肘のすぐ上のあたりを重点的にマッサージしましょう。

【ストレッチ②前腕の筋肉】
前腕とは、肘と手の間にある腕の部分になります。指を曲げる時に使う筋肉は、前腕の内側と肘の内側に着きます。そのため、特に肘の内側をしっかり緩めることが重要になります。

やり方
①反対の手で前腕を挟むように持ちます。
②そのまま親指で前腕を全体的に指圧します。
③その中でも特に肘の内側をしっかりと指圧します。
④1箇所10〜20秒程度指圧していきます。

指の炎症症状が強く出ている方は、前腕のマッサージをすると指が曲がってきてしまい、痛みが強く出ることがあります。その場合は、無理をしないで痛みのない範囲でマッサージをしていきましょう。

 

【ストレッチ③手首】
手首には『掌側手根靭帯』という靭帯があります。その靭帯より奥に筋肉の腱は通っており、そのまま指へと向かって着いています。
『掌側手根靭帯』の部分で引っ掛かりがあると、手のひらから指にかけての動きが悪くなってしまいます。そのため、『掌側手根靭帯』をしっかり緩めることが重要になります。

やり方
①手首の部分に反対の手の指4本(親指以外)を当てます。
②その状態で、縦や横に動かしてマッサージしていきます。
③ 30秒程度行います。

組織を柔らかく滑らせるようなイメージで、痛みのない範囲でマッサージしていきましょう。

【ストレッチ④指の輪状靭帯】
指の関節の部分にそれぞれ『輪状靭帯』は存在ています。ばね指は『輪状靭帯』で炎症が起こります。『輪状靭帯』が固まり組織が分厚くなってしまうと、筋肉の腱と腱鞘の部分でうまく関節を滑らせることができずに、そのまま固まってしまいます。そのため、炎症が起こっている『輪状靭帯』もしっかり緩めていくことが重要になります。

やり方①
①症状が出ている指の関節に、反対の指先を当てます。
②その状態で縦や横に動かしてマッサージをします。
③ 30秒程度行います。

やり方②
① 症状が出ている指の関節を、反対の親指と人差し指で挟みます。
②その状態で縦や横に動かしてマッサージします。
③ 30秒程度行います。

炎症症状が出ている方は非常に痛みが強く出と思うので、痛みのない範囲で行いましょう。

指には、根本から指先に向かって「第一関節」、「第二関節」、「第三関節」という順番で3つの関節があります。とくに指の真ん中にある「第二関節」付近で『ばね指』は起凝ることが多いので、第二関節にある『輪状靭帯』はしっかり緩めていきましょう!

 

【ストレッチ⑤腕全体】
やり方
①マッサージしない方の手を上腕の内側に当てます。
②そこから指先に向かって滑らせるように全体的にマッサージします。
③ 30秒程度行います。

 

【今回のストレッチのポイント】
ばね指は指に起こる症状ですが、指のみをマッサージするのではなく、「上腕」「前腕」「手首」もしっかりストレッチすることが重要なります!

痛みがあまり強く出ない方は、上記のストレッチに加えてもう一つストレッチをやってみてください!
やり方
①症状の出ている方の指を反対の手で挟み持ちます。
②そのまま指を反るように手首を伸ばしていきます。
※②を行う際に指が痛い方は、持つ部分を手の甲に変えて行ってみて下さい。

【最後に】
今回は、ばね指を解消するための3分ストレッチについてお伝えしました。今回のストレッチは特にお風呂の中で筋肉を温めた状態で行うことがオススメです。痛みを我慢して行うと逆効果になるので注意して行いましょう。毎日無理なくストレッチを続けていただき、ばね指の解消にお役だてください!

【本日の動画】

「【ここがポイント】バネ指を自分で治す為の3分ストレッチ!」

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「心臓の機能をUPさせ全身の血流を改善するための方法」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、心臓の機能がUPして全身の血流の改善に繋がり、健康的な身体を手に入れることができるかもしれないので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【様々な病気の原因】
肩こりや腰痛、その他様々な病気に関連してくるのが、

「血流の問題」

です。

血流がうまく流れず循環が悪くなることによって、生じる病気はたくさんあります。

 

【循環のポイント:心臓】
健康を守る上で重要になるのが「血液循環」になりますが、その最も重要な役割をしているのが

「心臓」

になります。

 

最近では、SNSやYouTubeなどで全身の循環を良くするために全身の筋肉をほぐすストレッチはたくさんありますが、心臓の状態を改善させるストレッチ方法はなかなか無いと思います。そのため今回は、たった3分で心臓の機能をUPさせる方法をお伝えします!

 

あなたが日頃行っている全身のストレッチに加えて、本日お伝えする心臓の機能をUPさせるストレッチを続けて、病気の予防や全身の循環、血流の改善にお役立てください。

 

【心臓機能UPに重要な理論】
心臓の機能を回復させるために重要になってくる理論は、

「自律神経」

になります。

自律神経があることによって内臓は動いています。心臓、肺、胃、肝臓、腎臓など、これらの臓器は全て「自律神経」によって作用しています。

 

【自律神経】
自律神経は、

「交感神経」と「副交感神経」

の2種類あります。

この2つのバランスが非常に重要になってきます。このバランスが崩れることによって様々な病気を引き起こします。

・動悸
・息切れ
・高血圧
・低血圧
・眩暈
・消化不良
・なかなか寝付けない

 

などの問題が生じる恐れがあります。

そのため、血液循環に重要な心臓も例外ではなく自律神経に支配されています。

本日お伝えするストレッチは、心臓に関わる自律神経のバランスを整え全身の循環を良くするための方法になります。

 

【心臓にかかわる自律神経のポイント】
心臓に関わってくる自律神経のポイントは、

「延髄」
「第1〜3胸椎」

になります。

心臓を支配する交感神経が「第1〜3胸椎」
心臓を支配する副交感神経が「延髄」
にあります。
そのため、「延髄」と「第1〜3胸椎」の状態を整えることが重要になります。

 

【第1〜3胸椎】
第1〜3胸椎は首のやや下辺りにあり、その部位が非常に固まっている方が多いです。

普段から頭が前に出ている姿勢の方が非常に多く、そのような姿勢の方は特に第1〜3胸椎が固まっている方が多いです。

そのため、この第1〜3胸椎をしっかり緩めることが重要になります。

 

【延髄】
延髄は、脳のすぐ近くにあり頭の中にあります。首の付け根からさらに奥に入った位置にあるので、その首のポイントをしっかり緩めることが重要になります。

延髄も、第1〜3胸椎と同様に頭が前に出て顎が上がってしまっている姿勢の方は、延髄の位置が詰まりやすくなるため首や首の奥の血流が悪くなり働きや機能が低下してしまいます。

そのため、この延髄もしっかり緩めることが重要になります。

 

【ストレッチ① 第1〜3胸椎】

やり方
①首の付け根のやや下にテニスボールやストレッチボールを二つ並べたものを当てます。
②ボールを当てたまま仰向けに寝ます。
③その状態でゆっくり深呼吸を行います。
④その後、両手を万歳をして再び深呼吸を行います。

※ボールの位置を少し下にずらして、上記の方法で第1胸椎→第2胸椎→第3胸椎と順番に緩めていきます。

※テニスボールやストレッチボールがない方は、「かたお」というボールが2つくっついたようなストレッチグッズもありますので、そちらで代用して頂いても大丈夫です!

 

!ポイント!
出来るだけリラックスして力を抜いた状態で深呼吸を行いましょう。

 

【ストレッチ②延髄】
やり方
①両手の親指を首の付け根に当てます。
②親指を当てたまま仰向けに寝ます。
③その状態でゆっくり深呼吸を行います。
④その後、両手を万歳をして再び深呼吸を行います。

※指を使って上記のストレッチを行ってもいいが、「首スッキリング」というグッズを使って行ってもOKです!指の代わりに首の後ろにグッズを当てて上記のやり方で行ってみてください。「首スッキリング」は、立位や座位でも使用できるのでぜひ使ってみてください。

!ポイント!
出来るだけリラックスして力を抜いた状態で深呼吸を行いましょう。気持ちいいなと思える刺激で行いましょう。

 

【最後に】
今回は、心臓の機能をUPさせ全身の血流を改善するための方法についてお伝えしました。全身の循環、血流をUPさせたい方は、今回お伝えしたストレッチを行って心臓の機能をUPさせて心臓の状態を整えてから、全身のストレッチを行い健康的な身体を手に入れましょう!

 

【本日の動画】

「みるみるうちに血流が良くなる!心臓のストレッチとは??」

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

 

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