帯広市の「慢性腰痛」専門整体院 ルーツケア

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2022/11/27(日)

バネ指を自分で治す方法!

カテゴリー:腕や手の痛み, 自主エクササイズ

 

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「ばね指を解消するための3分ストレッチ」についてお話させて頂きます。

 

【ばね指】
ばね指とは、指の付け根で屈筋腱と靭帯性腱鞘の間で炎症が起こると「腱鞘炎」となってしまい、腱鞘の部分で腱の動きがスムーズに行かなくなってしまう症状のことをいいます。

指の付け根の部分で「痛み」「腫れ」「熱感」が生じてしまいます。
朝方に症状が強く、日中は手を使っていると痛みが減少することが多くあります。

 

このような炎症が長く続くと、バネのような現象が生じてしまうことを『ばね指』といいます。

上記のような症状がさらに悪化てしまうと、指が固まって動かなくなる症状を呈します。

 

ばね指は、親指から小指まで全ての指で起こってしまう可能性がある疾患ですが、特に

「親指」「中指」

この2本に多く発症しやすいとされています。

【ばね指になりやすい方】
ばね指になりやすい方は、

・更年期の女性
・妊娠・出産期の女性

 

主に手の使いすぎが原因で
・スポーツ選手
・普段から指を多く使う仕事をしている方

 

さらには、
・糖尿病
・リウマチ
・透析

をしている患者様にも多く発症します。

 

【指の解剖】
手の指には、「腱鞘」と言われる部分や、関節の周りには「靭帯」があります。

「腱鞘」や「靭帯」を使いすぎることにより摩擦が生じることで、炎症が起きてしまいます。

炎症が起きてしまうこと組織は『肥厚』しやすくなり、肥厚した部分が固まると指がうまく動かせなくなってしまいます。

上記の状態を放っておくと、指が硬くなってしまったり、痛みが慢性化してしまう場合があります。そのため、しっかりと治していくことが重要になります。

 

【本日のポイント】
本日お伝えするストレッチのポイントは、

①上腕の筋肉
②前腕の筋肉
③手首
④指の輪状靭帯

 

の4つになります。
本日は、上記4つの部位のストレッチを全部で3分で行っていきます!ぜひ一緒にストレッチを行なっていきましょう!!

 

【ストレッチ①上腕の筋肉】
上腕の筋肉でも、特に内側の部分をしっかり緩めることが重要になります。

やり方
①上腕の内側に反対の手の指を当てます。
②指で上腕の筋肉を縦や横に動かしてマッサージをします。
③ 30秒程度行います。

内側にある筋肉を意識しながら、痛気持ちいい範囲でマッサージを行います。特に肘のすぐ上のあたりを重点的にマッサージしましょう。

【ストレッチ②前腕の筋肉】
前腕とは、肘と手の間にある腕の部分になります。指を曲げる時に使う筋肉は、前腕の内側と肘の内側に着きます。そのため、特に肘の内側をしっかり緩めることが重要になります。

やり方
①反対の手で前腕を挟むように持ちます。
②そのまま親指で前腕を全体的に指圧します。
③その中でも特に肘の内側をしっかりと指圧します。
④1箇所10〜20秒程度指圧していきます。

指の炎症症状が強く出ている方は、前腕のマッサージをすると指が曲がってきてしまい、痛みが強く出ることがあります。その場合は、無理をしないで痛みのない範囲でマッサージをしていきましょう。

 

【ストレッチ③手首】
手首には『掌側手根靭帯』という靭帯があります。その靭帯より奥に筋肉の腱は通っており、そのまま指へと向かって着いています。
『掌側手根靭帯』の部分で引っ掛かりがあると、手のひらから指にかけての動きが悪くなってしまいます。そのため、『掌側手根靭帯』をしっかり緩めることが重要になります。

やり方
①手首の部分に反対の手の指4本(親指以外)を当てます。
②その状態で、縦や横に動かしてマッサージしていきます。
③ 30秒程度行います。

組織を柔らかく滑らせるようなイメージで、痛みのない範囲でマッサージしていきましょう。

【ストレッチ④指の輪状靭帯】
指の関節の部分にそれぞれ『輪状靭帯』は存在ています。ばね指は『輪状靭帯』で炎症が起こります。『輪状靭帯』が固まり組織が分厚くなってしまうと、筋肉の腱と腱鞘の部分でうまく関節を滑らせることができずに、そのまま固まってしまいます。そのため、炎症が起こっている『輪状靭帯』もしっかり緩めていくことが重要になります。

やり方①
①症状が出ている指の関節に、反対の指先を当てます。
②その状態で縦や横に動かしてマッサージをします。
③ 30秒程度行います。

やり方②
① 症状が出ている指の関節を、反対の親指と人差し指で挟みます。
②その状態で縦や横に動かしてマッサージします。
③ 30秒程度行います。

炎症症状が出ている方は非常に痛みが強く出と思うので、痛みのない範囲で行いましょう。

指には、根本から指先に向かって「第一関節」、「第二関節」、「第三関節」という順番で3つの関節があります。とくに指の真ん中にある「第二関節」付近で『ばね指』は起凝ることが多いので、第二関節にある『輪状靭帯』はしっかり緩めていきましょう!

 

【ストレッチ⑤腕全体】
やり方
①マッサージしない方の手を上腕の内側に当てます。
②そこから指先に向かって滑らせるように全体的にマッサージします。
③ 30秒程度行います。

 

【今回のストレッチのポイント】
ばね指は指に起こる症状ですが、指のみをマッサージするのではなく、「上腕」「前腕」「手首」もしっかりストレッチすることが重要なります!

痛みがあまり強く出ない方は、上記のストレッチに加えてもう一つストレッチをやってみてください!
やり方
①症状の出ている方の指を反対の手で挟み持ちます。
②そのまま指を反るように手首を伸ばしていきます。
※②を行う際に指が痛い方は、持つ部分を手の甲に変えて行ってみて下さい。

【最後に】
今回は、ばね指を解消するための3分ストレッチについてお伝えしました。今回のストレッチは特にお風呂の中で筋肉を温めた状態で行うことがオススメです。痛みを我慢して行うと逆効果になるので注意して行いましょう。毎日無理なくストレッチを続けていただき、ばね指の解消にお役だてください!

【本日の動画】

「【ここがポイント】バネ指を自分で治す為の3分ストレッチ!」

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

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