帯広市の「慢性腰痛」専門整体院 ルーツケア

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2023/01/21(土)

【手根管症候群】解決策、ストレッチ教えます!

カテゴリー:腕や手の痛み, 自主エクササイズ

 

こんにちは。
院長の太田です。

 

今回は、「手根管症候群の概要とその症状を解決するストレッチ方法」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、長年苦しんだ手根管症候群による手の痺れや痛みを解決できるかもしれないので是非最後までご覧頂けたらと思います。

 

【手根管症候群とは】
手根管症候群は、指や手首の屈曲(曲げる動き)を担う『正中神経』が手首の『手根管』という狭い管の中で圧迫されることで「痺れ」や「痛み」が生じる病気のことを言います。

『手根管』は手首の中央部にあり、骨と靱帯に囲まれたトンネル状の空間になります。『手根管』の中には『正中神経』や手や指を曲げる『腱』が9本通っています。

 

手根管症候群は、50歳以上の特に女性に多く発症します。

 

【手根管症候群の原因】
手根管症候群になってしまう特別な原因がないこともありますが、

・閉経
・糖尿病
・関節リウマチ
・血液の透析
・甲状腺機能低下症
・手をよく使う重労働

との関連が知られています。

 

他にも、

・妊娠
・手首の骨折

を契機に発症することもよくあります。

 

【手根管症候群の症状】
手根管症候群は、人差し指や中指を中心に痺れや痛みが生じます。痺れ自体は親指ら人差し指に及ぶこともあります。また、手のひら全体が痛むように感じる場合もあります。

これらの症状は、「夜間」や「明け方」に強くなる傾向があります。

「手を振る」ことにより症状が減少することもよくあります。

 

病状が進行してくると、親指のつけて根である『母指球』が痩せてきてしまい、「縫い物」「ボタン掛け」などの動作がしにくくなります。また、親指と人差し指で丸を作る「OKサイン」が難しくなったり、「コインやお金を拾う」ことも難しくなってきます。指先の感覚が鈍くなることも、細かい動作を行いにくくなる要因になります。

 

【手根管症候群の診断】
手根管症候群は、『症状を誘発するテスト』や『手の異常感覚』を基に診断をしていきます。

『症状を誘発するテスト』
→手首の中央を打鍵機などで叩き、痺れや痛みが誘発されるかをみていきます。または、手の甲を合わせるように手首を折り曲げて、その状態を保持してしばらくすると症状が悪化してくるかをみます。

 

『手の異常感覚』
→薬指の外側と内側で感覚の違いがあるかどうかをみます。

手根管症候性は、X線の検査では異常が見られないことが多いです。そのため、上記の方法で手根管症候群かどうかを判断します。

 

【手根管症候群の治療法】
手根管症候群は、

・炎症や症状を緩和する飲み薬を服用
・手首の装具による固定
・手首へのステロイド注射

などによって治療していきます。

 

重症の場合は、『手術』を行うこともあります。

 

今回は、手根管症候群の原因である正中神経を回復できる可能性のあるストレッチと手根管の中を通る筋肉のストレッチをお伝えします!
また、手根管症候群の方は『屈筋支帯』が固まっている方も非常に多いです。そのため、『屈筋』や『屈筋支帯』を緩めるようなストレッチもお伝えします!

 

【ストレッチの際の注意点】
ストレッチを行うことで、手の痺れや痛みが強くなってしまう場合はそれ以上強い刺激を与えないように注意してください。痺れや痛みが強く出る場合は、刺激を弱くしましょう。マッサージの刺激を弱くても効果はあります!

 

【ストレッチのポイント】
今回のストレッチのポイントは、

『肘の内側』

になります。

 

肘の内側の骨のやや下側あたりに、手首や指を曲げたりする筋肉がつきます。肘の内側につく筋肉の腱が『手根管』の中を通っていきます。

『手根管』の中に『正中神経』も通っており、肘の内側に着く筋肉が固まってしまうことによって、手根管症候群に繋がってしまうケースもあるので、本日のポイントである『肘の内側』をしっかり緩めていきましょう!

 

【①肘の内側のマッサージ】
やり方
①症状が出ている側の肘の内側の骨の下辺りに親指を当てます。
② 縦や横に動かしながら軽くマッサージしていきます。
③30秒程度行います。

 

【②手首のストレッチ】
やり方
①症状が出ている側の手首に反対の手を当てます。
②縦や横に動かしながら軽くマッサージしていきます。
③30秒程度行います。

手首の辺りに『屈筋支帯』があるので、それを緩めるイメージでマッサージを行います。

痛みや痺れがない場合は、ある程度圧をかけて行ってもOKです。痛みや痺れがある方は、軽い刺激で皮膚の表面を動かすイメージで行います。

 

【③肘の内側のストレッチ】
やり方
①症状が出ている側の肘の内側の骨のやや下に親指を当てます。
②手首や指に痛みや痺れが「ない」場合:そこを親指で指圧したまま手首を動かします。
手首や指に痛みや痺れが「ある」場合:手首は動かさず親指で指圧だけします。
③30秒程度行います。

 

【最後に】
今回は、手根管症候群の概要とその症状を解決するストレッチ方法をお伝えしました。今回の運動は全部で約1分半ほどでできる内容になっておりますので、1日に数セット行ってみてください!筋肉の張りを取り、屈筋支帯の柔軟性を高めることにより正中神経の圧を取り除き、血流改善し神経を回復させていきましょう!

 

【本日の動画】

「【手根管症候群】解決策、ストレッチ教えます!」

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

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