2023/03/04(土)
【たった5分!】子宮筋腫、生理痛、不妊症を一気に改善するストレッチはこの4つ!
こんにちは。
院長の太田です。
今回は、「婦人科疾患を自分で解消するためのたった5分のストレッチ」についてお話させて頂きます。
この投稿を見て頂けたら、今まで辛かった生理痛の軽減、子宮内膜症の改善、子宮筋腫の軽減、不妊症の解消などに効果が現れる可能性がありますので是非最後までご覧頂けたらと思います。
【ストレッチする前のポイント】
ストレッチする前に、子宮の位置をしっかり理解することにより様々な婦人科疾患の解消がより効果的になるので、まずは子宮の位置を理解していきましょう。
<子宮の位置>
子宮は骨盤の中にあり、子宮の下には「膀胱」が存在します。仙骨、恥骨、坐骨などとも繋がっており、骨盤の動きにも影響及ぼします。
<ポイント>
①『骨盤底筋』『深会陰横筋』『腸骨尾骨筋』
→骨盤の下に存在する筋肉になります。これらの筋肉もしっかり機能していることが重要になってくるので、このポイントも覚えておきましょう。
②『恥骨頚部筋膜』
→子宮とくっついている筋膜で、「腱弓」という組織を介し「坐骨」の内側にくっついています。これもポイントになってきます。
③『基靭帯』『仙骨子宮靭帯』
→子宮とくっついている靭帯で、「仙骨」の内側にくっついています。
【ストレッチを行う部位】
本日行うストレッチの部位は、
①お腹のストレッチ
②お尻のストレッチ
③骨盤底筋のストレッチ
④子宮(下腹部)のストレッチ
の4箇所になります。
全て合わせると5分程度で終わることができるストレッチ内容になっております!
ぜひ毎日続けてみてください!
【①お腹のストレッチ】
やり方
①うつ伏せに寝て胸の横に両手を置きます。
②両肘を完全に伸ばしてお腹を反らします。
③その姿勢のまま深呼吸をしながら30秒間保持します。
!注意!
腰などどこかに痛みが出現する場合は無理をしないでください。痛みのない範囲で行いましょう!
痛みのない方は腹筋がしっかり伸びるように意識して、できるだけ力を抜いて行いましょう。
【②お尻のストレッチ】
やり方①
①仰向けに寝て右(左)膝を立てます。
②右(左)の太ももの上に左(右)足を乗せます。
③その状態で右(左)の太ももを両手で抱えます。
④太ももと胸を近づけるように手前に引き寄せます。
⑤そのまま30秒間ストレッチします。
やり方②
①右(左)足を後ろに伸ばします。
②左(右)足を胡座を描くように内側に曲げます。
③その姿勢のまま身体を前に倒します。
④そのまま30秒間キープします。
※上記の姿勢を取るのが辛い方は、両肘を伸ばした状態で身体を前に倒して行いましょう!
腸骨や大腿骨に付着する「大殿筋」「中殿筋」「梨状筋」などのお尻の筋肉を伸ばすことができます。
じっくり気持ちいい範囲で伸ばしましょう!
※①②共に、左右両側ストレッチしましょう!
【③骨盤底筋のストレッチ】
やり方①マッサージ
①お尻の真ん中に飛び出た骨「坐骨」の内側に4本指を差し込みます。
②差し込んだ手を上下に動かしマッサージします。
③30秒間マッサージします。
※左右交互に行いましょう!
やり方②
①両手をお尻の下に入れ坐骨の内側に手を当てます。
②その状態で指を上に持ち上げます。
③骨盤底筋に圧を加えた状態で深呼吸を行います。
④そのまま30秒間キープします。
※腹式呼吸で深呼吸を行いましょう!
【④子宮(下腹部)のストレッチ】
やり方①マッサージ
①下腹部にある恥骨の少し上から背中側に向かって両手を差し込みます。
②手を差し込む際に少し背中を丸めます。
③差し込んだ手を上下左右に動かしながらマッサージします。
④30秒間マッサージします。
!注意!
このマッサージでは膀胱の近くを刺激するため、少し尿意を感じることもあるので注意して行いましょう。
やり方②
①下腹部にある恥骨の少し上から背中側に向かって両手を差し込みます。
②手を差し込む際に少し背中を丸めます。
③手を差し込んだまま深呼吸を行います。
④その状態で30秒間キープします。
【最後に】
今回は、婦人科疾患を自分で解消するためのたった5分のストレッチについてお伝えしました。子宮周囲の筋肉や靭帯が緩むことで循環も改善されます。悪い老廃物などをしっかり流すことにより子宮の環境を良くすることができます。循環が良くなると子宮に十分な栄養が行き届きやすくなります。また、骨盤の歪みの解消にも繋がるので、ぜひ今回のストレッチを参考にお悩みの婦人科疾患の改善にお役立てください!
【本日の動画】
「【たった5分!】子宮筋腫、生理痛、不妊症を一気に改善するストレッチはこの4つ!」
最後までご覧いただきありがとうございます。