2022/07/18(月)
【解説】反り腰になってしまう3つの理由!肩こり、腰痛、坐骨神経痛解消へ!
カテゴリー:腰痛の原因
こんにちは。
院長の太田です。
今回は、「反り腰を自分で解消する方法〜反り腰の原因解説編〜」についてお話させて頂きます。
この投稿を見て頂けたら、長年苦しんだ反り腰を解消し辛い腰痛を解消することができる可能性があるので気になる方は最後まで目を通して頂けたらと思います。
【反り腰とは?】
反り腰とは、腰が反ってしまっている状態のことを言います。腰椎に過度なストレスがかかることによって、腰痛が引き起こされやすくなります。
反り腰を放置しておくと、腰痛が年々辛くなってしまったり、中には足の方に痛みが生じる『坐骨神経痛』に繋がってしまうケースもあります。反り腰は、なかなか改善させる事が難しい状態でもあるので、反り腰を放置しておくことはあまり良くありません。
しっかりと反り腰の原因を把握し、ストレッチをしていく事が重要になるので是非今回の話を参考にして、反り腰を解消していきましょう!
【反り腰解消に重要なポイント】
反り腰を解消するために重要になるのは、
①股関節
②骨盤
③背骨
です。
上記3つが原因で反り腰になってしまいます。なぜ、この3つが原因になるのかをそれぞれ詳しく説明していきます!
【原因① 股関節】
反り腰になる原因の1つが股関節になります。多くの場合は股関節が、『開かない』方が多いです。
特に、出生時や生まれつきに股関節が脱臼してしまう「先天性股関節脱臼」などの既往がある方は、注意が必要になります。生まれつき股関節にダメージがあった場合や、生まれてから股関節に何か問題が生じてしまった場合は、股関節に問題を生じるケースが多くあります。このような既往がある方の多くは、うまく股関節が開けない状態が多く『反り腰』になりやすい傾向があります。
上記以外の方でも、「元々股関節が内股になりやすい」方も『反り腰』になりやすい傾向にあります。
反り腰が気になる方はcheckしてみよう!
①あぐらがかけるか
②しっかりと股関節が外に開くか
上記2点を確認してみてください!
もし、上記2点がうまく行えなかった方は反り腰になりやすい傾向にあります。
股関節が原因で反り腰になっている方の重要ポイントは、『股関節の外旋運動』です。
外旋運動とは、股関節がしっかり外側に開ける状態であり、その外旋運動が重要になります。そのため、しっかりと股関節の外旋動作のストレッチを毎日継続していくことが重要になります。
【原因② 骨盤】
反り腰になってしまう原因として、『骨盤が前傾してしまっている』パターンが多くあります。
骨盤が前傾してしまうことにより、反り腰は引き起こされやすくなります。そのため、反り腰を直すために重要になるのが、骨盤の前傾を戻すことが大事になってきます。骨盤の前傾は股関節とも影響してくるので、一緒に股関節の状態を整えることも重要になります。
骨盤を前傾させる要素を取り除いていく事が重要になります。骨盤を前傾させる要素として挙げられるのが、
①お尻の筋肉
②大腰筋
③大腿四頭筋
になります。
上記3つの部位が固まってしまうと、骨盤が前傾しやすくなってしまいます。そのため、これらの筋肉をしっかり緩めることも非常に重要になってきます。
【原因③ 背骨】
反り腰は、『腰椎』が前弯しすぎていることを言いますが、『腰椎』は背骨の一部になります。腰椎の反り腰というのは、他の背骨からの影響も受けやすいです。もちろん腰椎自体に問題があるケースもありますが、それ以外の背骨も整えていく事が重要になります。
つまり、『頸椎と胸椎』の状態が大事になります。
上記に記載した通り腰椎が原因の反り腰もありますが、「首の動きがうまく動かない」「胸椎の動きがよくない」ことにによって、反り腰になってしまうケースもあります。それらのケースでポイントとなってくるのが、
・頸椎と胸椎の移行部『頸胸移行部』
・胸椎と腰椎の移行部『胸腰移行部』
です。
これらの部位がうまく動いていないケースが多く存在します。こちらに関しては、「首の痛み」「肩こり」「腰痛」の原因として、非常に多くの方が問題を抱えています。
具体的には、『頸椎7番』『胸椎1、2番』『胸椎11、12番』『腰椎1、2番』の可動性を柔らかくしていくことが非常に重要になります。
【最後に】
今回は、反り腰の原因について細かく解説していきました!『股関節』『骨盤』『背骨』の状態を整える事で反り腰の解消ができることがわかったのではないかと思います。次回の記事では、上記3つの部位を整えられる「反り腰を解消するための方法」をお伝えしますので、次回の記事も参考にしてみて下さい!
【本日の動画】
「【解説】反り腰になってしまう3つの理由!肩こり、腰痛、坐骨神経痛解消へ!」
最後までご覧いただきありがとうございます。