2023/04/30(日)
勃起不全の解消方法!
カテゴリー:泌尿器疾患, 自主エクササイズ, 自律神経の問題
こんにちは。
院長の太田です。
今回は、「勃起不全を自分で解消するための方法」についてお話させて頂きます。
この投稿を見て頂けたら、勃起不全が起こる原因やその解消法を知ることができるので是非最後までご覧頂けたらと思います。
【勃起とは】
「勃起」は性的興奮が高まった時に起こります。性的興奮により「勃起」に関係する神経から特殊な物質が放出され、陰茎の「海綿体」というもころに信号が送られます。これにより、陰茎海綿体に動脈血が多く流れ込み、血流が充満することによって「勃起」が起こります。
「勃起」が完成すると陰茎内に充満した血流が、陰茎の外に流れ出さないようなシステムが働き、所謂良好な勃起が維持されます。
【勃起不全の原因】
勃起不全は様々な原因で起こります。
主な原因としては、
・加齢
・糖尿病
・肥満
・運動不足
・心臓血管疾患
・高血圧
・テストステロンの低下
・慢性腎臓病
・神経疾患
・心理的、精神的要素
・睡眠時無呼吸症候群
・薬の副作用
などが挙げられます。
このように、勃起不全は単に歳のせいだけではなくて「メタボリックシンドローム」のような生活習慣病も原因になりうるのです。
そのため、普段から「運動をする」「食事に気をつける」「睡眠をしっかり取る」など、生活習慣をしっかり見直すことも重要になってきます。
【重要ポイント】
勃起不全を自分で解消するために重要になってくるポイントは、勃起を促す神経の骨盤内臓神経である
『陰部神経』
にあります。
『陰部神経』が正常に働かないことにより、十分な信号が送られず血流がうまく働かないことにより、陰茎の海綿体に血液供給が行われなくなると勃起不全が起こってきます。
骨盤内臓神経である『陰部神経』がしっかりと働くために重要になるのが、
『仙骨』
になります。
『仙骨』の状態が良くないと『陰部神経』が十分に働かなくなります。
上記を踏まえると、今回一番重要になってくるのは『仙骨』の働きになるので、今回のストレッチでは『仙骨』の状態を整えて、神経の働きを回復させるストレッチ3つをお伝えします!
【ストレッチを行う部位】
今回ストレッチを行う部位は、
①梨状筋
②仙腸関節
③恥骨結合
になります。
この3つの部位をしっかりストレッチすることによって、勃起不全の解消に繋がる可能性がありますので、ぜひ一緒に行ってみてください!
【①梨状筋のストレッチ】
梨状筋はお尻にあり、仙骨から大腿骨にかけて着いている筋肉になります。
やり方
①両膝を立てて仰向けで寝ます。
②右(左)の足を左(右)の足の上に乗せます。
③左(右)の太ももを両手で抱えます。
④左(右)の太ももをお腹に近づけるように股関節を曲げていきます。
⑤そのまま30秒間ストレッチをします。
※左右両側行いましょう!
!ポイント!
ゆっくりと深呼吸をしながら、できるだけリラックスした状態でストレッチを行います。深呼吸をしながら息を吐く時に、抱えている太ももをお腹に近づけるように手前に引き寄せましょう!
【②仙腸関節】
仙腸関節は、骨盤にある腸骨と仙骨を繋ぐ関節になります。
☆仙腸関節を触るポイント☆
腰の少し下に左右にある骨の出っ張りの少し内側に手を当てるとそこが仙腸関節になります!
やり方
①左右の仙腸関節に両手の指を当てて仰向けで寝ます。
②仙腸関節に当てた指を少し上に持ち上げ、少し外側に開きます。
③その状態でゆっくり30秒間深呼吸を行います。
※肩が痛くて姿勢が取れない方
→腰の下に左右にある出っ張りの少し内側に両手で作った『拳』を当てて、上記と同じやり方で行ってみてください!
!ポイント!
可能であれば2〜3セット続けて行うと効果的です!
【③恥骨結合のストレッチ】
恥骨結合は、臍から下に下がったところにある「恥骨」という骨の左右に存在します。
<step1>
やり方
①椅子に座ります。
②臍から下に下がったところにある「恥骨」の上部に両手の指先を当てます。
③その位置を縦や横に動かして30秒間マッサージします。
!ポイント!
やり方②で「恥骨」を触れない方は、少し背中を丸めた状態で行うと触りやすくなります!
<step2>
直接恥骨を自分で触って恥骨結合を緩めていきます。
☆恥骨の触るポイント☆
臍から下に下がって行ったところにある「恥骨」を、小指以外の4本指で上下から挟む(摘む)ようにして触ります。
やり方
①両膝を立てて仰向けで寝ます。
②臍から下に下がったところにある「恥骨」を両手の指で摘むように把持します。
③恥骨を摘んだまま臍の方に向かって少し上へと引っ張り上げます。
④その状態で30秒間深呼吸を行います。
【今日のストレッチのまとめ】
「勃起」は『副交感神経』が働いている時に起こります。つまり、リラックスした状態であればあるほど「勃起」は起こりやすくなります。そのため、ストレッチを行う時もできるだけ、リラックスした状態で行うようにしましょう!
ストレッチ中に痛みが出てしまうと基本的に「交感神経」が働きやすくなってしまうので、『副交感神経』を働かせるために痛みのない範囲でリラックスした状態を意識しながらストレッチを行ってみてください。
【最後に】
今回は、勃起不全を自分で解消するための方法についてお伝えしました。今回お伝えしたストレッチを行うことで、骨盤内の血流、さらに身体全体の血流が改善し身体が暖かくなる感じが実感できると思います。1日5分でもいいので毎日続けていただいて勃起不全の解消にお役立てください!
【本日の動画】
「【99%が知らない】ビンビンになる秘密」
最後までご覧いただきありがとうございます。