帯広市の「慢性腰痛」専門整体院 ルーツケア

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2022/05/09(月)

子宮筋腫の改善方法

カテゴリー:婦人科疾患, 生理痛, 腰痛改善法, 自主エクササイズ

 

こんにちは。
院長の太田です。

今回は、「子宮筋腫を解消するための方法」についてお話させて頂きます。

この投稿を見て頂けたら、子宮筋腫はもちろん生理痛や不妊症などの婦人科疾患の解消法を知ることが出来ますので、気になる方は最後まで目を通して頂けたらと思います。

 

【子宮筋腫とは?】
子宮筋腫とは、子宮壁にできる良性の腫瘍で筋肉が異常に増殖したもののことを言います。

 

【子宮筋腫の症状】
症状は様々なものがありますが主な症状として、

・過多月経
・過長月経
・月経痛
・貧血

などの症状が現れます。

 

子宮筋腫が大きくなると周囲の内臓を圧迫し、

・頻尿
・排尿困難
・便秘
・腰痛

などの症状が現れることもあります。また、場合によっては
「不妊」や「早産」の原因になることもあります。

 

【子宮筋腫の原因】

原因はまだはっきりと解明されておりませんが、女性ホルモンである「エストロゲン」が影響していると言われています。

 

【子宮筋腫の治療】

主な治療法は2つあります。一つは薬物療法です。もう一つは手術療法になります。

今回は、ストレッチによって子宮筋腫を予防・軽減させるための方法をお届けしたいと思います!

 

【婦人科疾患を解消するポイント】

子宮筋腫などの婦人科疾患を解消するために大事なのは、

「子宮への血流」

です。さらにポイントとなるのが、

「内腸骨動脈」

です。

内腸骨動脈は腹部にある血管です。大腸の奥に大動脈という血管がありそこから分岐した内側の血管が総腸骨動脈で、さらに内側に分岐した動脈が「内腸骨動脈」になります。

 

内腸骨動脈により、子宮や卵巣への血液供給は行われています。内腸骨動脈がしっかりと機能し子宮や卵巣へ血液が送られることが大事になります。内腸骨動脈の血流が悪いと、子宮や卵巣の機能が低下しホルモンバランスを崩しやすくなってしまいます。

 

【子宮筋腫を解消するためのストレッチ方法】

今回お伝えする、ストレッチ方法は「3つ」です!

①お腹のストレッチ
②お尻のストレッチ
③骨盤底筋のストレッチ

この3箇所をしっかり緩めることで、内腸骨動脈の血流を良くして骨盤への血液供給を促していきましょう!

 

【お腹のストレッチ方法】

内腸骨動脈はお腹の奥にある血管なので、お腹の状態が悪いと血流に影響してきます。
「腹直筋」「腹横筋」「腹斜筋」などの筋肉を意識して、腹部をしっかりと緩めていきましょう!

 

やり方

①うつ伏せに寝ます。
②両手を胸の横に置き、その位置で肘を伸ばしゆっくりて状態を起こします。
③その状態のまま30秒キープします。
※腰を反った際に、しっかり腹部が伸びていることを意識します。

 

!注意点!
上記の姿勢を取った際に、腰や骨盤内に痛みを感じた方は中止してください。痛みのない範囲で行いましょう。

 

【お尻のストレッチ方法】

お尻には「大殿筋」「中殿筋」「小殿筋」「梨状筋」「双子筋」「閉鎖筋」など、様々な筋肉が着いています。これらの筋肉が固まってしまうことで、骨盤の動きが制限され循環にも影響します。今回のストレッチでは、これらの筋肉を一気に伸ばしていきます!

 

やり方

左右のお尻を緩めていきます。

 

右お尻ver.
①両手を床に着き両膝を立てて床に座ります。
②立てた左膝の上に右足を乗せます。
③姿勢が丸くならないようにしっかり伸ばし、足と胸の距離を可能な限り近づけます。
④その状態で30秒キープします。

 

左お尻ver.
① 両手を床に着き両膝を立てて床に座ります。
② 立てた右膝の上に左足を乗せます。
③姿勢が丸くならないようにしっかり伸ばし、足と胸の距離を可能な限り近づけます。
④その状態で30秒キープします。

 

左右共に上記姿勢を取った際に、お尻が伸びている感覚があればOKです!

 

【骨盤底筋のストレッチ方法】

骨盤底筋は骨盤の下で内臓を支えるような役割があります。細かく言うと、「腸骨坐骨筋」と「深会陰横筋」が子宮や直腸などをしっかりと下で支える役割があります。骨盤底筋を通って膣は子宮へと繋がっていくので、しっかりと骨盤底筋の状態が整っていることも子宮の状態を高めるために大事になります。

 

今回骨盤底筋を緩めるために、下記のグッズを使用します!

La・VIEさんの「やわこ」

です。こちらを骨盤の下に当てて骨盤底筋を緩めていきます。

 

やり方

①椅子の上に「やわこ」を縦に置きます。
②坐骨と坐骨の間に「やわこ」が当たるように座ります。
→そうすることで、骨盤底筋に圧をかけることができます。ある程度の圧がかかれば勝手に筋肉は緩んでいきます。
③その状態でゆっくり30秒深呼吸を行います。

 

グッズをお持ちでない方は、手を使って行いましょう!

手でのやり方

①両手を鉤状にします。
②左右共に坐骨の内側に鉤状の手を入れていきます。
③その位置で指を上に持ち上げます。
④その状態で30秒深呼吸を行います。

 

!注意点!
骨盤底筋は坐骨の内側にあり、その周囲には神経がたくさん通っているので痛みを感じやすい部位になります。そのため、なるべく痛みを出さないように痛みのない範囲で行いましょう。

 

【最後に】

今回の3つのストレッチ是非毎日行ってみてください!また、今回のストレッチに加えて「お腹を温める」ことを一緒にやって頂けると、さらに効果的です!

【本日の動画】

「【11分で解説!】子宮筋腫を解消するための方法【Prostatic hypertrophy】」

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

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