2023/04/15(土)
【顎関節症】顎の痛み解消ストレッチ〜上級編〜【顎の痛み】【頭痛解消】
こんにちは。
院長の太田です。
今回は、「顎関節症を自分で治す方法〜上級編〜」についてお話させて頂きます。
この投稿を見てストレッチを実践して頂けたら、あなたの顎関節症が改善するかもしれないので気になる方は是非最後までご覧頂けたらと思います。
【顎関節症の原因】
顎関節症が起こってしまう要因として、
・解剖学的問題
・噛み合わせなどの問題
・怪我などによる外傷の問題
・精神的問題
・日頃の行動的問題
など様々な問題が考えられます。
「夜間の歯の食いしばり」や「日頃の生活で精神的ストレスを抱えている」方も顎関節症になりやすいと言われています。
【顎関節症の方の共通点】
顎関節症になっている方に共通するのは、
『顎関節の異常な音』
『顎関節の痛み』
の症状が出ている場合がほとんどです。
今回のストレッチを行うことで、「顎関節の位置の調整」や「顎関節にかかる圧」などを抑えることができます。
【本日のポイント】
本日お伝えしたいポイントは、
『外側翼突筋』と『側頭骨』になります。
前回の投稿でお伝えした、『側頭筋』と『咬筋』も咀嚼に関わる筋肉なので非常に重要ですが、今回お伝えする『外側翼突筋』と『側頭骨』の動きを調整することによって、さらに効果的になるので、ぜひ前回の投稿の「顎関節症を自分で治す方法〜初級編〜」も合わせてごらんください
【外側翼突筋の位置】
外側翼突筋は、側頭筋と咬筋のさらに奥にある小さな筋肉になります。
外側翼突筋も「咀嚼」を行う時に使われる筋肉になります。
外側翼突筋が固まっていると顎の骨が前方に移動しやすくなります。前方に移動してしまうことによって、関節の位置がずれてしまい、顎関節症が引き起こされているケースもありますので、しっかりと外側翼突筋を緩めていきましょう!
外側翼突筋の位置を確認する上でポイントになるのが、
『側頭骨』
になります。
『側頭骨』の横に出ている骨の部分より奥に、外側翼突筋は存在するので、ストレッチの際は側頭骨の横に出っ張っている骨を意識しながら緩めていきましょう。
【外側翼突筋のストレッチ①】
やり方
①耳の延長線上にある頬の出っ張っている骨の下から奥に向かって1〜2本の指を当てます。
②当てた指を奥まで差し込み圧をかけます。
③ゆっくり30秒圧をかけます。
!注意点!
ストレッチの際は、顎関節に痛みを出さないように行いましょう。痛みが出ると余計に顎関節に負担がかかるので、必ず痛みの出ない範囲で行う。
【側頭筋のストレッチ②】
やり方
①耳の延長線上にある頬の出っ張っている骨の下から奥に向かって1〜2本の指を当てます。
②当てた指を奥まで差し込み圧をかけます。
③圧をかけながら顎を軽く前後に動かします。
!注意点!
痛みのない範囲でストレッチを行いましょう。
【鱗状縫合(側頭骨)のストレッチ】
やり方
①頭の上の方から下(耳の方)に向かって指を下ろしていき、少し窪んだところ(鱗状縫合)に指を当てます(左右両側一緒に行う)。
②当てた指で1分間圧をかけます。
!ポイント!
鱗状縫合は頭頂骨と側頭骨の間にある縫合になりますので、その位置をしっかり意識しながら行いましょう。痛みのない範囲で圧をかけます。
【最後に】
今回は、顎関節症を自分で治す方法〜上級編〜についてお伝えしました。前回の投稿では「初級編」のストレッチをお伝えしておりますので、そちらと合わせて是非今回のストレッチもお試しください。
【本日の動画】
「【顎関節症】顎の痛み解消ストレッチ〜上級編〜【顎の痛み】【頭痛解消】」
最後までご覧いただきありがとうございます。